昨日の今日

遠くへ行きたい。「2022.2」

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ある日、四十二歳の前後のことだけれど、私は長距離ランナーになった。ずいぶん肉がついていたし、このような欲望をかなえるためには多くの点において能力不十分であったのだけれど、私としては少しでも遠くに、少しでも速く行きたかったのだ。べつに自転車や列車みたいに速く行きたいというのではない。

グレイス・ペイリー『長距離ランナー』村上春樹

遠くへ行きたい。しかし、遠くってどこなのだろうか。電車や飛行機に乗ってしまえば、ずっと遠くの外国まで行けるのかもしれない。けれど、乗り物を自転車に変えれば、隣の県も“遠く”になるのかもしれないし、徒歩になったのなら3つ隣の駅に行くのも苦労する。“遠く”なんていうのはその人の直感や能力にも関わってくる。速く行きたい人も、ゆっくり行きたい人もいるのだ。しかし、そんな当たり前のことも忘れてしまうのか、比べてしまうのか、なんなのか。

ママは言ってた、“靴で人が分かる”って
どこから来て、どこへ行くのか

ロバート・ゼメキスフォレスト・ガンプ

きっと誰もがいつか遠くにいけるのだろう。遠くに行くのには本、音楽、映画やアニメなどがその手助けをしてくれることでしょう。靴。

2月は君島大空『向こう髪』をたくさん聴いた。めっちゃよい曲ですよね。これまでの重なり合った音にはあんまり惹かれなかったのだけど、これはずっと聴いていられる。

袖の汀

袖の汀

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Dawn FM

Dawn FM

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The Weekend『Dawn FM』もたくさん聴いた。今年はこのアルバムがあれば良さそうです。アデュー。4月には羊文学NEW ALBUM『our hope』リリース決定されているので楽しみ。ライブには、くるりを東京ガーデンシアターで観れました。

本。木下古栗を初めて読んだ。どれも最後の文章にドキッとさせられる短編集。『反戦の日』は現在の世界におけることでもある。何も理解していないひ弱な声で囁くメッセージに意味はないのか。それでも声を出すことには意味があるのか。読書メーターで、木下古栗はランジャタイだ!との感想があったのだけれど、確かに!と腹落ちしました。他のも読んでみようと思う。『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』ってすごいタイトルですね。エドワード・T・ホール『かくれた次元』はもっと思弁的なことについて話すのかと思ったら、しっかりと経験によるものというか、身体的な構造からその外部へみたいなことでした。

レーモン・クノー『文体練習』おもしろい本ですね。混雑するバスのなかで、苛立ち揉めているある男がいた。数時間後、その彼を街中で見かけるというなんてことないことが99の文体によって綴られている。もはや文体と言うべきなのかわからないけれども、「イギリス人のために」という章では

R he know off eel gallow, what a she were, bus knee no ream ash-eater.(ある日のお昼頃、わたしはバスに乗りました。)

というふうに書かれていたりする。朝比奈弘治さんの翻訳すごい。

漫画のこと。三都慎司『新しいきみへ』1巻と石塚真一BLUE GIANT EXPLORER』5巻の2作だ。三都さんの新刊は嬉しい。表紙もかわいいですね。まだまだ序盤なので、ストーリーの展開は2巻へ期待。

アオアシ』27巻にして、葦人がついにトップチームデビューへのチャンスを掴みかけるラスト。しかし、高校年代でここまでのスペクタクルであるとプロになるとどうなってしまうのだろう。異次元の能力バトルになったらおしまいだ。ユヴェントスは奇跡が起こったら優勝!も見えてきました。大変嬉しい。リヴァプールとシティの優勝争いもまだまだ続きそうです。『BLUE GIANT』はEXPLORERも面白い!5巻!大が海外サッカー観戦している様子とか描かれないだろうか。かが屋の加賀さんも『BLUE GIANT』のファンだそうで、インタビューを受けていた。

natalie.mu

しかし、なんだか最近、加賀さんはweb媒体に良いように使われていませんかね、とも思ってしまう。

ラジオのこと。『パンプキンポテトフライのたっくんラジオ』をずっと聴いていた2月でした。すっっっごい好きな番組です!私は山名さんみたいなほんわか暗い人間でありたいと思っているのだけれど、谷さんからしたら「ほんまこいつ何もしてないだけですからね。これで俺がヤンヤン言って、俺がうるさいやつみたいになるやろうけど」という感じだろうか。とりあえず、2021の年は聴き終わり、 2022に入ることができました。パンプキンポテトフライは5年以内には売れてしまうだろうな。その頃に山名さんの髪は伸びているだろうか。『ハライチのターン』×『メガネびいき』岩井と矢作の3時間ぶち抜きが良かった。岩井も矢作も人に優しい感じで素敵だ。『ラジオ父ちゃん』で川北が「なにっ!」をやってるの良いですよね。『R-1』。お見送り芸人しんいち決勝が嬉しい。がんばれ!

テレビのこと。相変わらず、私は『ラヴィット』を観る日々です。もうこれだけ観てればいいんじゃないかなあと思えてしまう。『相席食堂』
M1ファイナリストロケ頂上決戦は今年も面白かった。ランジャタイ伊藤の角刈りがすべての話題をさらっていますね。あと『乃木坂46時間TV』は結局だらだら観てしまった。人狼とか運動会とか楽しいですね。『チャンスの時間』TKO木本タイムリープも面白かった。

アニメは『進撃の巨人』『平家物語』『その着せ替え人形は恋をする』『からかい上手の高木さん』の4本に絞られた。ああ、少ない…いつだかの私はクールなアニメのほとんどを観てやるぞ!という人間だったのに。『高木さん』6話には台本も練習も必要のない、愛の奇跡はアドリブなのですよ…という眩しさに私はもう胸が破壊されてしまった。ジュリ夫がハムにされてしまうめちゃ残酷なバッドエンドからハッピーエンドへの置き換えは、秋から春へと出会った日をも台本を書き換えてしまう!美しいのだけれど死ぬのです。『進撃の巨人』は本当にすごいアニメーションだ。大好きなアニもやっと氷から出てきました。

映画のこと。坂口健太郎小松菜奈の『余命10年』観たい。『余命10年』ってタイトルなんだかすごいですよね。ガールフィナム、小松菜奈もんじゃ焼きが素晴らしい。

girl.houyhnhnm.jp

この企画ほんとに良いので、別の人でもやってほしい。上白石萌歌か掛橋沙耶香。

今月観たので良かったのは『ハウス・オブ・グッチ』だろうか。しかし、なんだか新作を観るのに躍起になるのはもういいかなあ、という気持ちになりつつある。ウマ娘の無料10連でキタサンブラックを当てたり、マックの“行った気になるN.Y.バーガーズ”を食べたり、本棚欲しいなと思い検索したりして2月はあっという間に終わってしまいました。


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