昨日の今日

昨日の今日

お笑いとテレビと映画と本と音楽と…

君の好きなレコードをかけるよ

5月病というモノがあるが、
それでいうならこの気分は多分
12月病だ
なんでかは解らないのだけれど
アセるのだ
この色トリドリの電飾や鈴の音
お前は今幸せか?居場所はあるのか?
ーーと問い詰められているような気持ちになるのだ

羽海野チカハチミツとクローバー』1巻

12月ですね。年末の寒さと空気感は精神的にくるものがある。お前は終わりだ!と言われている気がするのだけども、そんなときには、STUTS performed with MPC1000 on 125th St, NY (Harlem)を観よう。観てると、まあもうどうでもいいよね〜世界は広いいね〜っていう気持ちにもなってくる。


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あとは『ハチミツとクローバー』を読もう。肉うどんを食べよう。肉うどん食べたい。食べたいのだけれど、「肉うどん」と思い浮かべてみてもハッキリとこれだ!というものが思い浮かばない。肉うどんってなんだ?はなまるうどん丸亀製麺に行けば良いのだろうか。でもたぶんそういんじゃなくて、大阪の難波で売ってる230円のようなやつが良いよな。今年のベスト漫才はロングコートダディ『肉うどん』でした。1発目の「肉うどん⁉︎」で腹を抱えるほどにめちゃ笑ってしまった。ぶっちぎり優勝。ネタの質1位は真空ジェシカだったかもだけど(なんかほんとに頭いいんだろうなあって漫才だ)、パフォーマンスとしての1位はロングコートダディでした。あの兎の顔!!笑うしかないでしょ。「きんぴらに輝いてる」と言ってしまうのもかわいい。堂前さんの赤いソックスも良かったです。来年は『キングオブコント』『M-1』どちらも決勝にいって躍進してほしい。しかし、なんといっても『敗者復活戦』の順位でありまして、金属バットが2位だったのに驚きと嬉しさとで今大会での私の瞬間最大風速はそこでした。来年は何かありそうですかね。楽しみ。ハライチ、男性ブランコ、小林が真っ直ぐに立っている中で、低い姿勢で発表を待ち構えていた友保マジでカッコよかったなあ。今年、本当のところはどうかわからないけれど友保のTwitterでの言葉には熱があったので、報われてほしかった。ネタそのものも面白かったし。もちろんハライチが決勝に上がったのもカッコよかった。『ハライチのターン』でのエピソードは泣けちゃうね。ランジャタイは無事に最下位になりましたので、マヂラブコースで優勝ですね。おめでとう!面白かった!

あの日々の、延長線上に。(ランジャタイ国崎) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブqjweb.jp

QJWeb クイック・ジャパン ウェブでの浜口浜村との話も良かった。しかし、ちゃんとした媒体でこんなにもスクロールしなきゃいけない個人ブログみたいな形式で書いて良いのですね。しかし、やっぱ『M-1』長い。長くなってるのか。『敗者復活』から見てると本戦の8番目くらいには疲れてきて、ぼーとしちゃう。そして、決勝3組が出揃ったところでよしよしとまた前のめりになれる。

Panchiko『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』の影響から、吉住渉ミントな僕ら』を読んだ。キュートな絵。

こういう絵を見て育ってしまったら人格形成に多大に貢献するよな。学生のときに『りぼん』も読んで『刃牙』も読んで、という人いるのかな。あらすじとしては、姉の恋を阻むために、女装して学校に転入する弟(女子寮しか空きがなく仕方なく女子として入らなければならなかった)がなんたらかんたらというもので、その後も全編にわたって無理な展開が繰り返されるのだけれど、勢いがあって読めてしまうのです。良い。そして、そのために関係性の線が複雑に描かれ入り乱れていくというドタバタコメディ。ページの隙間に吉住渉さんのFREE TALKスペースがあって、裏エピソードやなんかが記されているのだけども、そこに『ミントな僕ら』が連載に至らなかったときのことが書かれてあった。

担当S氏は、「男が女装なんて気持ち悪いよ」と言って「ミント」を拒否。私はこの反応がすごく意外で(えー…だってマンガなんだから見ためまるっきり女の子に描くし、気持ち悪いことないのにー)と、男性のS氏にしてみれば、“女装”をリアルに想像しちゃうととても受け入れられなかったのかもしれません。

20年ほど前のことだから、まあこういうこともあるのかとは思うけれど(今なら紙面にはのらないよね)、吉住さんの受けも「えー…だってマンガなんだから見ためまるっきり女の子に描くし、気持ち悪いことないのにー」ということであるから、社会の雰囲気としての合意もそこまでだったのだろうな。でも、20年くらい経って変わってきたのはやはりその20年という時間が大きいのだろうし、それはただ単に時間が経ったのではなく、そのなかで声を上げてきた人や自己の内部にある矛盾とかモヤモヤとかを大切に継承して行って、20年経ってようやく変わりつつあって、しかしそれほどの時間が必要だった、と。しかし、なんだか最近、結局のところこうやって少しづつ思いを繋いで広げていくしかないのかなあと思ってしまう。よくわからないですね。20年っていう時間はながいよなあ。そして、この20年を経て『マトリックス』4作目っていうのも。

『HERE COMES THE MOON』で藤原さくらが話していた角幡唯介『極夜行』読み終わった。

思っていたのと違かったなーというのが読後としての印象。海象との戦闘、兎を狩るシーン、犬との旅などなど良いところもあるのだけれど、自然の雄大さとの格闘の隙間におじさんの思考(男が太陽で〜、女が月で〜、星を見ればSM嬢に例え〜、キャバクラでの出来事が挿入され〜)が邪魔してくるので、何を読んでいるのだ……という気持ちにさえなってくる(まあ、でもそれも良いっちゃ良いのだけど)。まあ、それを除けば良いのかな、どうなのだろ。本作の構成としては、まずはじめに妻の出産シーンから始めて、子供が産まれてくる奇跡を描写し、それが真っ暗闇の極夜に長時間いることで精神朦朧としていた角幡が太陽を見ることと後半において重なる。つまり、人間が極夜から太陽を目撃する(闇から光の空間への移動)ということは「人間が母親の腹の中から生まれ、光の中に突如として放たれる」ことに似ている!という。まさに、太陽を見ることはもう一度生まれることである!奇跡である!と。しかし、実際に太陽を目撃した時にはただの感嘆しかないのだった、ということになる。

あのとき生まれた直後の私の子供は、私の腕の中で眩しそうに目を細めていた。その光は、産道を通ったときに感じた原初的な不安と混乱をかぎりなく癒し、和らげ、根源的な希望の象徴として子供の深層心理にきざまれただろう。そして同じことをわれわれは皆経験している。時間も空間も事物の区別もなく、ただマグマのようにあらゆるものが融けあった母胎という闇の空間を旅立ち、ひどく恐ろしい産道通過という冒険を経て、ついに外界に出生したとき、人間は初めて光を浴びる。光を見ることですべてが始まる。人間にとって光とは出生経験の再来であり、不安と恐怖からの解放であり、だからこそ希望の象徴にもなっているのだ。光に無言の憧憬をおぼえるのも、世界中の神話で闇と光が死と再生のモチーフとして語られてきたのも、太陽が再生の神なのも、すべて出生時の壮大な光景とインパクトの記憶が、人間の精神と肉体には刻みこまれているからにちがいない。

角幡唯介『極夜行』307頁

私も一人の物書きなので、太陽を見る直前までは、実際に太陽を見たらどんな感想を抱くのかな~と色々と想定し、そうだこんな感想を抱いたことにしてみようみたいな、つまらぬことを正直考えていた。完全に無防備な心の状態で太陽を見て何も感じなかったら怖いので、太陽を見たときの感想をシミュレーションし、最低限書けることの予防線を張ろうとしていたのだ。しかし、太陽はそのようなつまらぬ打算の及ばぬ存在として、天空で燃えていた。その太陽の太陽性は、どんな言葉に変換しても、とても汲み尽くせるものではなかった。別に希望を見出したわけでもなかった。癒されもしなかった。慈しみも感じなかった。闇からの解放感もなかった。前日、見出した光の意味もすっかり忘れていた。すべての言葉をはねつけ、太陽は超然と空に君臨し、質量が地球の三十三万倍ある単なる物体として猛り盛り、とくに意図もなく光を放出しまくっていた。そして私はそのような太陽にただ圧倒され、涙を浮かべていた。それはあまりにも劇的な太陽だった。

角幡唯介『極夜行』313頁

うーむ。私はノンフィクションよりもフィクションである方が感動できるのだなと痛感しました。虚構にこそ真は宿るような、近づけるような、そんな気がする。しかし、本作の犬との旅物語である側面はめちゃ良い。角幡さんと犬との関係はとても好きだし、餌がつきそうになり、ついに死ぬそうになった時にドッグフードを発見し雄叫びを上げるとことか大好き。

24日に公開された弘中ちゃんの弘中綾香の「純度100%」~第65回~では犬のことが書かれていた。

hanako.tokyo

私が犬嫌いだというのは再三にわたって強調していることではあるが、もうすこし突っ込んで言うと、人に飼われている愛玩動物が苦手ということになる。ペットショップのショーウィンドウに並ぶ動物たち。人が近寄ると尻尾を振り振り駆け寄ってくる。スーパーやお店の前に繋がれて飼い主を待つペットたち。行き交う人たちにクンクンクンクン鳴いて、全身でアピールする。どうしても人間に媚びを売っているようにしか思えなくて、私にとってtoo muchなのである(私は生まれてからカブトムシとデジモン以外、ペットというものを飼ったことがないので、偏った意見であることは間違いないと思います。すみません)。

『極夜行』でも書かれていたけれど、「犬は人間と戦うよりも共存していった方が生存できそうだ」と直感し、人間に擦り寄っていったのであるから、弘中ちゃんが「(犬は)媚びを売っているようにしか思えなくて」というけど、まさに生存のために媚を売っているのが犬なのですから、そもそもその固有性を受け入れられないのかもしれない。反対に、人間に擦り寄るのではなく戦うことを選んだ狼は数を減らしてしまったのでした…という感じなのだけど、弘中ちゃは意思の人なので戦おう!狼バンザイ!なのだろうか。私は犬より猫の方が好きだな。命に対する責任が備わったら猫を飼いたいといつも思っている。そんな日は来ないかもしれないけれど。

リカさん知ってますか
犬には2種類しかいないんです
「前世人間だった犬」と「前世も犬だった犬」

羽海野チカハチミツとクローバー』4巻

犬みたいでありたいよな、と思う。今年買ったこの犬の本良いのです。

『カムカムエヴリバディ』で深津絵里がついに登場!しかも18歳を演じてしまうなんて!38話での、額の傷跡を見せつけながら「I hate you」と言うるいちゃんは…なかなかのものでありましたが、深津絵里るいちゃんはどうなるのでしょう。前髪とワンピースかわいいよね。『SWITCH Vol.29 No.11(2011年11月号) 特集:深津絵里』の髪型も好き。カッコいい。私もこんな感じになりたい。

2年前くらいに古本屋で見つけて、表紙に一目惚れして500円で買ってしまったのだ。TVerで『恋ノチカラ』も配信されているので、年末のお供にぜひ。

 

ここ最近ずーっとWanna One『Energetic』を聴いている。ヤバい曲を知ってしまった。


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良すぎる…最初のピアノに擬態しているとこなんか笑っちゃうほどに素晴らしい。指の鍵盤を押すと前に立つ子が肘をピクンとあげるめっちゃ可愛くて最高。大好き。PENTAGONフイ(作詞・作曲)、ウソク(作詞)で作られたらしくて、PENTAGONのことも気になり始めています。さらに、この最高な曲をIZ*ONEがcoverしているではないですか!!みんなええね〜としみじみ。


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注目ポイントは50秒付近のキレッキレのチェヨンとちびっ子キュート奈子です。この半年くらいでこの世にあるIZ*ONEの動画はかなり制覇できたのではないかと思ってるのだけど、まだこれは!というものがありましたらぜひ教えてください。すぐさま見ますので。ウンビもユリも頑張ってるし、意外にへウォンもソロデビューしたし、IVE『ELEVEN』も絶好調だし、仁美と奈子は『ラヴィット』に出演して頑張ってるし(2人ともニューヨーク「OKです!」をやってくれた!!)、みんなみんなすごいのだね。チェウォンと宮脇咲良のグループどうなったのー。

ラナ・ウォシャウスキーマトリックス レザレクションズ』と濱口竜介『偶然と想像』を観た。これにて私の映画館2021は終了です。あとは、Netflix配信の映画を観てという感じだ。しっかし、今日観た2本がめちゃ最高で良い年の終わりになりそう。『マトリックス レザレクションズ』ヤバすぎ楽しすぎ映画でありました。しっかり4作目をやる意味がある内容であったし、やっぱり映画は動くものを撮らえる媒体でありますよね、ということを沸々と実感しました。動いてなんぼなのだ。『偶然と想像』はエリック・ロメールとしてのものであって楽しめる。観ている時に、しっかり参照もとが意識できるものであることは重要なのだなあと思った。第2話が好き。これを見せられてしまうと今泉力哉『街の上で』の厚み、奥行きのなさが顕になってしまう(もうちょっと短くしてもたつかなければなあ)。そういえばU-NEXTに期間限定で入ってみて、フランソワ・オゾン『Summer of 85』も観れました。良い良い。『ラストナイト・イン・ソーホー』は憧れのアニャ・テイラー=ジョイをスクリーンで目撃したかったけれど、なんとなく把握できてしまったので観ないかもしらん。帰りに待望の施川ユウキ新刊『鬱ごはん』4巻をゲット。

ちゃんとごはん食べてるの偉い。私だったらグミとかだけ食べて、いずれ死ぬのだと思う。少し前から『オッドタクシー』見始めなければという思いに駆られているのだけど、Netflixで検索をかけてもなぜか出てこない。この前までNetflixにありませんでしたっけ????Amazonに入らないといけないのか…今年中は無理になってしまったので(しかし頑張って観るかもしれない)、代わりとして、ニューヨーク屋敷も観ているし、やっぱりテレビに出てくると気になっちゃうしで、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』を見始めました。今年中に制覇しよう!という気持ち。とりあえず、#1の最初だけチェックしたら、「国民プロデューサーの皆さま よろしくお願いします!」と頭を下げるのだけれど、やめてくれ…皆さまとかやめて…頭を下げないで…と叫びたくなりますね。