昨日の今日

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お笑いとテレビと映画と本と音楽と…

昨日も今日も明日も明後日だって。「2021.8」


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今年はもうきっと何処へも行けない

憎らしい暑い夏も

今では恋しく思えるよ

カネコアヤノ『栄えた街の』

特に書くこともないのだけれども、8月のまとめとして書きます。2021年はカネコアヤノの年であると思う。あの大きな声は何よりも大切だし、沈みゆく世界をゆっくりと押し上げている。歌声がデカいということがこんなにも素晴らしいことであるのか、としみじみしています。「今年はもうきっと何処へも行けない、憎らしい暑い夏も、今では恋しく思えるよ」というのを聴くと、「もうほんとにね…」と落ち込んでしまいますが、昨年から何にも変わらずにいることの虚しさがありますね。まあ、でも家でゴロゴロするのも良いよねー。カネコアヤノの年でもあるけれども、羊文学の年でもあります。カネコアヤノ『抱擁』とあわせて、羊文学『マヨイガ』は今年のスーパーな楽曲だ。

you love

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今日、世界に放つべきメッセージとしてなんとも美しい。『あの街に風吹けば』『なつのせいです』『白河夜船』『夜を越えて』とどれもフェイバリットになってしまう。8月の最後の週はこれをずっと聴いていました。9月にはライブもあぅて、もう無くなってしまうUSEN STUDIO COASTで開催されるのだ。楽しみですね。Red Velvet『Queendom』も好きでたくさん聴きました。ちょっとOH MY GIRLぽくないですか。

いろいろ聴いてみて、『Red Flavor』『Zoo』『psycho』『Sunny Afternoon』とか好きでした。『Girls Planet 999』観てますでしょうか。いま現在、#4まで放送されていて、最新回はルイチーが強すぎるがためにそのパワーをコントロールしなければならないとセル編でのトランクスみたいなアドバイスをされていました。イェソ、真白、シンチャオの『FIESTA』良かったなー。最初のコネクトミッションの課題曲であるIZ*ONE『FIESTA』MVを何回か観ていたら、私のAIアルゴリズムが、IZ*ONEのV LIVE切り抜きをめちゃおすすめしてくるので、今更だけどもハマりそうであります。しかし、解散してしまったあとにハマってしまうのとかあんまりにも悲しすぎるので、動画を漁るのは自制しなければならないかもしれない……。『ガルプラ』で結成されるグループも2年6ヶ月と活動期間が決まっているのだけれども、短いですよねー。ルイチー、ヨンウン、ヒカルなどのカッコいいのと、イェソ、真白、ジウォンなどかわいいのとで、コンセプトを違うの2チームくらい作っちゃえばいいのに…ともどかしい気持ちになる。オーディション番組って成長幅で見るのか、圧倒的な強さで見るのか、とかとかで観ることになってしまうし、番組編集による影響なども鑑みると、堅実に真ん中の成績くらいで頑張っている子なんかはカメラに映し出されなくなってしまう。投票形式だと難しい。私もそんなに知らないのと、パフォーマンスで良い!と思っても顔と名前が一致しないのとで探すのを諦めてしまうこともある…すみませんという気持ちだ。Cleo Sol『Mother』聴いた。キャロル・キングだぁ、名盤を聴いている!という感動があります。本作に収録されている『One Day』なんかは羊文学『マヨイガ』ともかなり共鳴していて、これからのあなたの人生はきっと良いものであるよというような暖かい眼差しがある。そして、そこに『おかえりモネ』69回の耕治のセリフが重なるという…そういう8月でした。

娘達だけじゃなく子ども達全員に、どこ行ったって構わない。お前達の未来は明るいんだって、けして悪くなる一方じゃないって言い続けてやりたい

Cleo Sol『Mother』良すぎです。

Mother

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adieu(上白石萌歌)初ワンマンライブ『adieu First Live 2021 -à plus- 』に参戦したのです。どこから行っても遠い街、お台場はやはりめちゃ不便ですね。Zepp DiverCityに初めて行ったのだけれども、最初のほうは音が小さいなあと感じてしまった。カネコアヤノのデカい歌声や羊文学の轟音に慣れてしまったのだろうか。『シンクロナイズ』からめちゃ素晴らしくて、続けて『ナラタージュ』『ダリア』と良かった。アンコールでスピッツ『楓』が歌われたときにはさすがに震えるほどに興奮しましたし、『よるのあと』も最高でした。『やさしい気持ち』も聴いてみたかったなー。Fay Websterとmei eharaの対談記事。最高。

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mei eharaさん、敬語になったりそうでなかったりするの素敵ですね。めちゃ大好きな人との微妙な距離感で話しているのゾクゾクします。好きな箇所は

──この機会に、お互いに相手に聞いてみたいことってありますか?

フェイ あー、準備しとけばよかった(笑)。聞きたいことはいっぱいあるはずなのに、今はパッと思いつかない。

というところでめちゃキュートでした。「聞きたいことはいっぱいあるはずなのに、今はパッと思いつかない。」のだ。

乃木坂46の28thシングルで掛橋沙耶香が選抜入り。嬉しい。次は、北川悠理と林瑠奈だ。そして、日向坂46金村美玖がセンターに。最近の勢い凄まじかったものな。『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』でBTSをセンターでやったり、ジェニーハイ『夏嵐』MVに抜擢されたり、


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この前は『あざとくて何が悪いの?』にも1人で出ていた。おすしかないですね。

8月はピンチョン『ブリーディング・エッジ』を読み進めることに使いました。ちょんぴん。

カルチャーや豊かな会話、個人と社会、資本主義、宗教、インターネット、数多のものが複雑に絡まり合って複雑なものとして立ち上がるアメリカ。その複雑さゆえ、敵たる他者は個人の内側に現れるのであって、社会の自己矛盾に向き合う必要がある、というようなものを市井の人々の内部から書き記すという実にピンチョン的な作品である。『アトロク』ピンチョン特集で、翻訳者の佐藤良明さんが話していたので気になっている人は必聴です(しかし、もうちょっとピンチョンを知っている人がブース内にいた方が良かったのでは?とも思いました)。

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「ピンチョンって一言でいうとどんな作家?」という難しい質問に、

ここ200年ほどの世界史を対象にして、どうして科学技術とか、産業資本主義とかが、人間を牛耳りながらどのようにして現代社会を作ってきたのか、それを庶民の側にシンパシーを寄せて書く、ということを続けてきた、というのがピンチョンという作家ですね。

〈中略〉

アメリカや世界史の背後にある大きな体制と文学で戦うんだ、という作家ですね。

と答えていた。ズバリ!ですね。本作、『ブリーディング・エッジ』はそのことをかなりわかりやすく書かれているので(というか9.11を扱うからして、まさにそのことについて書いているのだけれど)、ピンチョン入門書としてもおすすめの作品であります。カルヴァンの予定説の決定論的な仕組みにしっかりと文学、つまり人々の生活の眩さによって向き合おうとしている。なんとなくルソーとかの影響も結構あるのかもですね。けど、それでもその中から生まれたカルチャーは好きだとは思うし。

「罪なき者が罪を犯し、罪人は救いようがなく、何もかもがひっくり返って、後期資本主義の矛盾も極まる「十二夜」は、決してくつろげるものではない。」p565

しかし、資本主義ってなんだかわからん。私もちゃんと勉強していないのが大前提としてあるし、まあ複雑であるし。ピンチョンはそれを複雑なままを書いているから、その複雑さに埋没している私たちという実に真摯に書いているのだなあ、と。進んで、マックス・ヴェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』とかも読むと良いかもしれないし、アメリカの生活というもの眺めるにはハービー・ピーカーアメリカン・スプレンダー』も読んでみると面白いかもしれない。男の生活!という感じですが、ブツブツとつぶやきながら歩く話であるのでとても面白い。それと、柴崎友香『公園へ行かないか?火曜日に』とかも。

映画もあるので、そっちも観てみることおすすめです。しかし、コミックの方が男!であるので、臭い方を読みたいのであれば原作を手に取ること推奨だ。濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』の前に、と原作を読んだりもしました〜。

羊文学は“羊”という語から村上春樹を連想してしまうのだけれども、実際にはキリスト教からの結びつきである。お喋りしながら本屋を歩き、木村綾子が本を紹介していくという『あなたに効く本、処方します。』に羊文学・塩塚モエカがゲストに。

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楽しそう。今の感じだと私は志賀直哉ばっかりおすすめしてしまいそうだ。塩塚モエカがインスタのストーリーにて『ナイルパーチの女子会』を読みました〜と共有していたので、私も読んだのだけれど、あんまりにもしんどすぎで体調悪くなりました。しんどい小説だ。「いやいや、なんでそんなことをしなくちゃいけなくなるのーー……」と中盤付近から始まる地獄とか最悪です。2人の女性が出てくるのだけど、片方の人は割と「しんどいことこそが生きること」というような思想があって、それもなかなかしんどいものがある。

消費されて当たり前、すり減って当たり前、辛くて当たり前、時々は恥と孤独に死にたくなって当たり前ではないか。それが社会に出て働くことだ。p268

しんどい。ここにも資本主義がありますね。そして、共感というモチーフも本書全体に貫かれているものであって、それは力強い連帯を発生させるものでもあれば、パワフルな腕力による他者排除につながる恐れもあるのであって、わかり合えるからのわかり合えないへの反転に絶望的になるし、これらのことはいろいろ難しい。良し悪しを共感で判断してしまうとつらいし、共感が文化としてあまりにも馴染んでしまうと社会は腐りますよねえ、と。かなりつらいので読むときには注意したほうがよいです。こんな爽やかな表紙でつられてしまうと容易く死にます。桐野夏生『グロテスク』みたいな表紙にした方がいい。

しんどいときには、落ち着く場所でゆっくり眠りましょう、ということで、吉本ばなな『白河夜船』も読んだ。羊文学『you love』に収録されている『白河夜船』はこの映画化作品からのものでして、ゆったりと安らかな場所というフィーリングを抽出している。映画も観なくちゃです。『持ってこなかった男』の読んだ感想めちゃくちゃ大袈裟に書いてしまったので、書き直そうかなともおもったのだけれど、時間が経ったら、まあ、そんな大袈裟なこともないかなあ、と思うかもしれないので、ひとまずこのまま残しておこうと思いまする。

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吉田靖直のエッセイ2冊目が刊行されるようでそれも楽しみである。『アトロク』イケず!バンド天国2021夏フェスに吉田靖直が出てたのだけど、出てくるバンドみんな全然イケイケだったので、なんじゃそりゃとなりました。吉田靖直も困っていた。

漫画はジャンプの2冊を手に入れた。『ダンダダン』展開が早いという最近のマンガらしい作品である。描線もわりとハッキリしている。わりと無茶な展開もできそうなのでどんなふうに進展していくのか楽しみ。

結局、『アオのハコ』も読んだ。良いです。千夏先輩というキャラクターのルックと感情をいかに美しく見せるかということに徹底的に力を注いで欲しい。

町田洋『夜とコンクリート』を読んだのだけども、良すぎでした。この世界から遠く離れた理想地のようなものが描かれていて、誰もが求めている真っ白な世界がある。『夜とコンクリート』というタイトルがまずもってカッコいいし、この世界を端的に言い表している。大島智子『セッちゃん』も読んだ。読み終わったあとセッちゃん…と呟いてしまう。

サッカーのこと。海外サッカー開幕。もはやみんなマスクしていない。プレミアは観客いっぱい。非日常な景色を見ると少しクラクラするのだけれども、サッカーをやるにはこれがなくちゃねえ、としみじみもする。リヴァプールvsチェルシーのめちゃ楽しい試合を観た。


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稀代の戦術家であるトーマス・トゥヘルの修正力に魅了される毎日だ。しかし、リヴァプールもダイクとマティプが戻ってきたことで、前への推進力は元に戻り、サラー、マネ、フィルミーノ、ジョタと素晴らしい布陣のゴールをたくさん見れそうです。しかし、南野には我慢のシーズン序盤になりそう。プレミアのビッグニュースといえば、ロナウドマンチェスター・ユナイテッド帰還である。


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ユナイテッドを交渉の席につかせるためにシティ行きを匂わせるとか…ジョルジュ・メンデス…ヤバすぎだ…というサッカー代理人よる交渉術のパワーをまざまざと思い知らされた。その移籍の内容でユヴェントスにポグバくるとかないかなあ、と期待していたのだけれども、さすがにそれはなさそうです。残念。そんなロナウドに去られたユヴェントスは開幕から2戦未勝利であります。残念。まあ、ロナウドがいなくなったことによる後遺症はしばらく残るかもしれないけれども、ユヴェントスのチーム作りにはそれで良いと思うわけでありまして、ひとまず、かつてのイグアインマンジュキッチを探すところから始めないといけないし、アッレグリがそのケーパビリティを誰から引き出すのかとか見ものである。楽しみは尽きない。補強としては底で支えるMFを見つける必要があるので、最善の補強としては、ピャニッチになるのかなあ、と。しかし、ヴィツェルなどいろいろな名前が挙がってきているので、どうなるかなあと思っていたら何も移籍の動きはなく終わってしまった、ユヴェントス大丈夫なのだろうか。それでやってのけるのがアッレグリであるのだけれど。Jリーグは海外組がぞくぞくと日本に復帰している。神戸に大迫、武藤、セレッソに乾もなど。マリノスには宮市がきました。マリノスは13戦負けなしなどで首位フロンターレに肉薄している。フロンターレもようやっと負けましたので、まだまだドラマは起こりそうです。

映画のこと。8月に観たものとしては沖田修一子供はわかってあげない』がベストでした。

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Netflixで配信開始された山中瑶子『魚座どうし』も観た。『子供はわかってあげない』は出会うことから始まる物語であって、『魚座どうし』は出会うまでの物語である。どちらもカットは長めであるし、そこの状況にただカメラを向けているというような自然さが印象的である。『Summer of 85』『ドライブ・マイ・カー』『フリー・ガイ』とかは劇場で目撃したいのだけども、映画館に行くのも憚られるコロナ禍の状況になってきたので、どうですかね。いま早稲田松竹で良いのやっているし、行きたかったなあ。


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