昨日の今日

昨日の今日

お笑いとテレビと映画と本と音楽と…

パウロ・ディバラがユヴェントスを去るとき

f:id:You1999:20220329215351j:image2015年の夏、アンドレア・ピルロアルトゥーロ・ビダルカルロス・テベスが去り、ユヴェントスは変革の時期にあった。正確なパスと高度な戦術眼を持ったレジスタ、そして、その脇を安定させるために攻守において辛労してくれる闘将、圧倒的なゴールへの嗅覚とパワーで得点を保証してくれる10番が去ってしまったのであった。そうであるからして、ユヴェントスにはセリエA4連覇を達成したチームを持続させるためにも新たなアイドルが必要であった。そこに白羽の矢が立ったのが、昨季2014-15シーズン、パレルモで34試合に出場し、13ゴール10アシストを記録した、そう、パウロ・ディバラだった。多くのビッグクラブとの争奪戦を経て、ユヴェントスはディバラを獲得し、ディバラもまたユヴェントスを選んだ(7年前の入団会見でのディバラはそんなに変わらないけれど、めちゃかわいいですね)。Dybala Day round-up! | Paulo Dybala's first day at Juventus - YouTubeDybala Day round-up! | Paulo Dybala's first day at Juventus - YouTube 昨季までピルロが背負っていた21番を受け継ぎ、その番号と同じ年齢である若きエースへの期待は計り知れないものであったはずなのだけれど、結果的に公式戦23ゴールを叩き出し、その期待を軽々上回る成績で少年のように微笑んでみせたのであった。そして、翌年にポグバがマンチェスターへ旅立ったことから、いよいよ10番はディバラのもとへと巡ってくることになる。

そのあとのことは記憶に新しいことでしょう。まさしく理想的な主役としてゴールを量産し、観客を楽しませる魔法をかけて、ピッチの上で華麗に踊っていたのであった。長年、その番号と責任を背負ってきたアレッサンドロ・デル・ピエロからテベス、ポグバときて、新しい10番として任命された端正な甘い顔立ちをした若きディバラは、窮屈なところをあまりに華麗な優しいラブリータッチでくぐり抜けていき、左足から放たれる正確無比なシュートをゴールネットに突き刺す。そうなるともう世界が彼に恋をしてしまうのはあっという間なのであって、ディバラ・マスクのパフォーマンスと観客席へ向けられる眼差しにうっとりしながら、ユヴェントスの10番という責任を果たすディバラに魅了され、その番号をつけることをファンは認めてきた。そんな美しき7年でディバラは、セリエA優勝を5回、コッパ・イタリア優勝3回、UEFA CLでは準優勝も経験し、多くのトロフィーと115ゴールという歴史を手に入れたのであった。 PAULO DYBALA SCORES 100TH JUVENTUS GOAL! | ALL 100 GOALS | #JOYA100 💎⚽️ - YouTubeEmotional viewing! Dybala in tears on final home appearance for Juventus 😢💔 - YouTube そして、昨日、ディバラのユヴェントスでの最終戦アリアンツ・スタジアムにて行われ、チームメイト、サポーターからの大きな拍手に包まれ、ホームラストゲームのセレモニーで大号泣する姿を見てしまったら、もう涙が止まらない。泣くなよぉディバラ…涙。ユヴェントスからパウロ・ディバラが去る。その事実に途方もなく悲しい気持ちになり、打ちのめされてしまう。寂しくてたまらないのだけれど、それと同じくらい美しい記憶も浮かび上がってくるのであって、寂しさだけに覆われてたまるかという気持ちにもなってくる。あの美しき瞬間の数々をありがとう。まだ28歳、ひと花もふた花も咲かせられるはずだ。ユニフォーム収集家でもあるディバラは次はどこのリーグでユニフォームを手に入れるのでしょう。f:id:You1999:20220517124429j:imageディバラのサッカー人生が幸せで溢れますように。

西通りを過ぎれば

f:id:You1999:20220510170245j:image車のこと全然知らないのだけれど、わたしが自分の車を持つとしたら、フォルクスワーゲン ゴルフ カブリオがいい。『おぎやはぎの愛車遍歴』持田香織のゲスト回を観てから私もこれがいいなあとずっと思っている。オープンには一生しないで乗ることになるだろうけど。持田香織は15年ずっとこれに乗り続けていたらしい(今はどうかわからない)。彼女にとって車とは“友達”らしい。そりゃあもう15年も一緒にいたらそうだよね。しかし、別れはあるのでしょうか。そうなるとかなり寂しいのだろうか。ゴルフ カブリオ。『ロングバケーション』の赤い車もゴルフでしたよね。赤い車はカッコいいけれど、わたしには荷が重い気がする。車ね、いいですね。小学生か、中学生のころ、塾の英語の先生がこんな問題を出してきた。「ここに一台の車があります。“a car”、さて、この車は何色でしょう?」という問題。a car、ア カー、あかー、赤、という答え。その先生は愉快な人ではあるのだけれど、怒るとむちゃくちゃ怖くて、誰かが宿題をやってこないとか、小テストで悪い点数だったりとかすると、授業の時間を割いてでも静かに「なんで?」と怒るタイムを開始した。授業中に、ぼーっとしている子にわざと当てて「いま聞いてなかったでしょ」と強引に怒るタイムを始めたりもした。いま思うとなにをそんなにキレまくってんのよ、と思うのだけれど、彼にも教育者たるなんとかがあったのだろうか。いや、ほんとにこわい先生だった。そのために塾を辞めた子も何人かいた気がする。その先生は2年くらいでいなくなった。で、いなくなる日にノートにその先生の格言みたいなものをみんなもらっていた。私ももらった。結局そんなものをもらってしまうのだ。それが子どもだ。宿題もやって、小テストのためにちゃんと勉強して、授業中もぼおーっとしない。そうすれば怒らないのだから、普通に良い先生なのだろうか。でも、怒らないでほしいよ。おおきな声を轟かせる瞬間ビビってしまう。そう、車だ、くるま。車が3つで轟くのだ。

『83Lightning Catapult』の最新回を聴きながらそんなことを考えていた。菅田将暉の車に乗ってドライブした相田が車欲しくなったと話していた。車を買うのってほとんど部屋を買うのと同じような感じだからトキメキがありますよね。

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マックの注文をしたり、ナビを動かしたりする菅田将暉のモノマネを相田がしていたけれど、めちゃ似ていて、ニヤと笑ってしまう。しかし、私はもう車を運転するの無理だろうなあ。免許は持っているけれど、運転できる気がしない。こわい。このまえ免許更新に行った。いろんな年齢の人が一緒になって同じ部屋で同じ方向を見て受講しているのおもしろかったな。ときに、教習所の教官の当たり外れの差が激しいのはなぜなのでしょうか。教官の指導でわたしはもう車に向いていないのかもしれない…と思うことがときたまあった。

シャムキャッツ夏目とカネコアヤノが車探訪している特集があったので、

立ち読みした。ふたりとも車が似合う。カネコアヤノはまだ免許は持っていないらしい。他にもいろいろ本のなかで車が出てきたけれど、カッコいいのばっかで、ふたりのとは少し違う感じ。ふたりが寄り添う車はそんなにめちゃカッコいいわけじゃないけれど、良さげに見えるのだ。シャムキャッツの曲のなかでいちばんすきな『MODELS』のビデオは車に乗って撮られている。シャムキャッツ - MODELS (Official Music Video) - YouTube これほんとに好き。わくわく楽しい気持ちになる。トラック運転を終えて朝方に帰ってきて、夕方には彼女に会えるぞーっと思いながら寝て。昼に起きたら、タモリがブラウン管でイグアナの真似をしていて。夕方には彼女と会って話して。わたしもそんな未来がいい。今週の『ぬきさし』は酔っ払い子どもかわいい藤田の回だった。

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藤田と藤田の奥さんのやりとりも良い。こういう未来もいい。いや、こっちは良くないか。外から見ているには良いけれど、こんな酔っ払いが近くにいたらウンザリするだろうな。

車のことに戻ると、このまえ図書館で『世界クルマ文化史』というものをペラペラとめくったのだけれど、電気自動車って最近になって出てきたものだと勝手に思っていたんですが、昔からあったことに驚いた。しかも、「実際1910年代にはアメリカにおける自動車販売数のおよそ40%を電気自動車が占めていた」らしいのです。で、やっぱり最初の自動車ができた頃には、法や道路の整備が間に合っていなかった、ということかどが書いてある。しかし、それらが解決されれば車に乗る豊かな暮らしが安全安心に営まれたかというと、そうはならず、やはりそれ相応の代償があって、「法規が平穏に推移したほんの数週間後、哀しいことにブリジッド・ドリスコルは、ロンドンのクリスタルパレスの路上で、自動車に衝突されて英国初の路上での自動車事故死者となってしまいました」とある。さいごには「完全に自立走行しないクルマが造られるのは稀なことになるでしょう」というイーロンマスクの言葉とともに自動運転の近未来的なクルマデザインの絵が描かれていたりするのだけれど、人間が操作せずとも動き出す、これまでとはまったく異なる自動車が出来上がるのに、この本の最初にあった法や道路の整備についてのことは書かれていなかった。

このまえのエントリーにも書いたのだけれど、私はAIと社会みたいな話が好きなのです。まあ、結局AIとは何か?と考えると、ほとんど人間とは何か?という話になるので、私は人間が好きなのかもしれない。今出ている『文學界

大澤真幸×川添愛×三宅陽一郎×山本貴光×吉川浩満「私たちはAIを信頼できるか」座談会が導入としてほんとに優秀なので、おすすめ。「AIは責任を取れるの?」という章があるのだけれど、これが自動運転に関わってくるところで、『世界クルマ文化史』ではすべての車がぶつからないように管理されるようになります、とあったりするのだけれど、万が一に事故が起こったときには誰が責任を取るのか。自動運転車の設計者?衛星の管理者?車に乗っている人?AI自身?もしくは誰も責任を取れないのであって、国民各々がシステムを維持するための責任を?被害者の感情は?とかとか。おもしろい。それで『モビリティと人の未来』

を読み始めた。「自動運転は人を幸せにするか」という副題。この本の第1部5章にある村山哲也「空の世界に学ぶ、自動運転をとりまくシステム」がめちゃおもしろ!でした。おすすめ。航空管制官の立場から空ではもう自動運転が基本であり、それをどうガバナンスしていくかという話をする。そして、それをどう社会が受け入れていくか、という。

自動運転技術はヒューマンエラーを防止し、交通事故数を抜本的に減少させる策として期待されている。しかし、ひとたび負傷者、死傷者が出たともなれば、刑事責任は運転者だけでなくシステムを構築したプログラマーにまで及ぶ可能性がある。原因究明は関係者への免責なくして行えないが、被害者感情を優先する現在の法制度はそれを許さない。交通事故により生命が失われることがない社会を作るためには、集団意思を最大限に尊重し個々の責任追及を放棄する必要があるが、安全構築システムの一部になれと言われて人間は受け入れられるだろうか。

『モビリティと人の未来』村山哲也「空の世界に学ぶ、自動運転をとりまくシステム」89頁

すごい筆力だ。感嘆してしまう。一方そのあとの建築の視点からは、移動というものが機械的になり孤独を創出しないか、都市をおおきく変容させてしまう恐れもないか、など懸念点が挙げられる。しかし、それでもヒューマンエラーによる事故を減少させるための村山哲也さんの話の方が説得的だろう。

AI導入の話だと最近始まったばかりのおぎやはぎのスポーツ番組でも取り上げられていた。【見解】野球界で話題沸騰!宮本慎也と斉藤和巳が審判問題をぶった斬る! - YouTube マジで矢作さんって本当に賢い人なんだなあと思いました。「最終的に個性がなくなっていくのかなあ」と没人格的なことへの言及で締めくくるのとかすごい。スポーツに関してはヒューマンエラーもその醍醐味の一部だろうし、それに伴って、審判との会話が上手い選手や狡賢さも魅力になるかもしれないなど。

人工知能が政治を補佐するというNHKのドラマ『17才の帝国』第2話を観た。1話は、おっ!楽しいのが始まるぞ!と思いましたが、ちょっとこれは面白くはならないかもしれない。あまりにもふんわりしすぎている。あと3話でどうにかなるとは思えない。『ちむどんどん』も微妙だし、今期のNHKは『鎌倉殿』だけだ。

OH MY GIRLジホ脱退の報せを受け取る。お疲れ様でした。んー、しかし、やっぱりおまごる各々のパーソナリティを知れるところまで来ていないのが正直なところだ。美しい曲を大切に聴いていくことにしよう。LE SSERAFIMは続々とさまざまなコンテンツが配信されております。

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ウンチェは本当にギリギリになって加入が決まったのですね。たいへんだ。

私がデビュー組に入った時、他のメンバーたちはすでに振り付けや動線を全部覚えている状態だったので、私がちゃんとしなきゃというプレッシャーがありました。それで「FEARLESS」の振り付け映像を受け取ってすぐ、鏡を見ながら2時間で振り付けを覚えました。

EUNCHAEさんがグループの中で末っ子ですが、年上のメンバーたちがいて頼りになりそうですね。

HONG EUNCHAE:SAKURAさんは温かいロボットみたいです(笑)。いつも静かに寄り添ってくれて面倒をみてくれます。最初に会った時は、「わあ、芸能人だ」と思ったんですが、私がみんなに会った初日に大変そうにしている姿を見て、SAKURAさんが後ろで先生と「どうしたらEUNCHAEさんともっと仲良くなって、力になってあげられるか」という話をしていたということを後になって知って、本当にありがたかったです。

宮脇咲良やさしい。ヨントンのアドバイスをする宮脇咲良にウンチェが「はあ…!」と感激している動画とかよかった。リレーダンスもすきだけど、私は退勤ライブもかなりすきかもしれない。[퇴근길 LIVE 4K] 칼퇴라면 겁날 거 하나 없는 르세라핌(LE SSERAFIM)의 퇴근길 현장🏃‍♀️ - YouTube IZ*ONE『Panorama』退勤ライブみたいに衣装じゃないのでやってほしい。あの動画ほんとに好き。わちゃわちゃ楽しいよね。

水曜日。もうそろそろ心の問題とかじゃなく、時代の閉塞感みたいなものにちゃんとみんなで対処しなくちゃいけないとは思いますよね、と、そんな朝が始まる。このコロナ禍になってからのどんより具合、本当に異常だもの。なんだか憂鬱しんどい。なんとなく、それこそ「唯ぼんやりした不安」みたいなものが常に心奥に引っかかっているみたいなのを感じているひとが多いんじゃないだろうか。マイク・ミルズ『カモン カモン』で「大丈夫じゃないなら、大丈夫じゃないと言おう」みたいなセリフがあったけれど、今それはインターネットの海に放ったところでさらにしんどさ深まるというもので。『カモン カモン』は聴いてあげる映画だったけれど、キアロスタミ友だちのうちはどこ?』はまじで大人が話聞かなすぎてムカつきすぎてしまう。あれほんとになんなの(だから良い映画なのですよね)。いまは江國香織『思いわずらうことなく愉しく生きよ』

を読んでいるのだけど、冒頭ですでにこのタイトルの種明かしがされる。「人はみないずれ死ぬのだから、そして、それがいつなのかはわからないのだから、思いわずらうことなく愉しく生きよう」なのです。マヂラブ村上さんやかまいたちマネージャー樺沢さんもこの「どうせ死ぬ教」だ。どうせ死ぬのだから、と軽く生きられるだろうか。死が急に眼前に差し迫ったり、まだぼんやりしていたり、とコロナ禍は変な感じだ。どうせ死ぬのかあ。わたしの周りのみんなが人生のことを考え始めていてつらい。えらい。江國香織『思いわずらうことなく愉しく生きよ』は三姉妹の話なのだけど、この前の春に放送されていた東海テレビ×日本映画放送『おいハンサム!!』を思い出す。Netflixに入ったようだから、改めてちゃんと観ようか。

ブレッソン特集上映で『たぶん悪魔が』『湖のランスロ』『やさしい女』の3本を1日で観た。疲れる。眠い。微妙にうつらうつらしてしまう瞬間が何回かあった。3本とも最初に死を映し出し、そのあとそれまでに至る過程を描き、また冒頭の死のシーンへと戻るといったような感じだった。『たぶん悪魔が』は世界への期待が希薄になり、もういつ終わらせようかという死に時を探している若者の物語であった。原子力とか環境とか考えなければいけないことがたくさん。わたしはわからない。献金箱からお金を盗んでしまうシーンがあったけれど、高校のとき賽銭箱から盗んだとか盗んでないとかで鑑別所に入れられてしまったRくんを思い出した。Rはサッカーが上手で、髪がほんのり赤かった。『湖のランスロ』はリドリー・スコット『最後の決闘裁判』的な物語だった。王妃と騎士ランスロは愛することによって関係を形作っているが、他の騎士モルドレッドたちとの対立によって、だんだんと王妃を蚊帳の外に追いやり、決闘することにロマンを見ていく。それに気がつき始めた王妃はランスロのもとを離れる。そして、ラスト、甲冑のガチャガチャとした音を響かせながら、ランスロはモルドレッドとの戦闘を開始する。顔は甲冑によって隠れて、誰が誰だかわからない。固有性を剥奪され、ただ殺し合う。無駄な死。しかし、それゆえにロマンがある。『やさしい女』も良かったですね。しっかし、私はまだ『スリ』を観たことがない。中村文則『掏摸』が9年前。『Mステ』YUKI見逃した。

先週の『オードリーANN』の若林フリートークにて話されていた呪術廻戦ビックリマンチョコを、若林にならって私も1日に1個買うというのを1週間やりました。その成果。f:id:You1999:20220515175911j:image6日目で若林が「自分そのものだ」と話していた狗巻棘を出すことに成功したのでフィニッシュです。虎杖と釘崎が五条が出たのでフォーマンセルを完成させるためにも伏黒を当てるまで買うべきか。いや、でもやめたほうがいいな。どうしよう。ダブるのこわい。

羊文学『our hope』

f:id:You1999:20220404034651j:imageすべてのひとが幸せであるようなそんな世界でないのならば壊れてしまえばいい。すべてのひとが心地よく暮らせないそんな世界ならば無くなってしまえばいい。そんな世界の風景をその美しい瞳で映し出す必要はない。そんな世界で鳴る音を聴く必要はない。もっと心が満たされる素敵な音がきっと世界のはずれにあるはずなのだ。『若者たちへ』(2018)まではそういったフィーリングによる理想的な未来への希望と現実世界との絶望による摩擦が轟音となって心の入り口を塞ぎ込み、誰かの侵入を許そうとしないようでありながら、その隙間から塩塚モエカの希望を諦めたくない祈りのような歌声が切実に届いていた、届けようとしていたのであった。もはや世界は美しくなろうとするのをやめてしまっている。そんな世界で傷つく必要はない。もう終わりなのだ、と。それでも…それでも…。アルバムは『エンディング』から始まり、その次には『天国』と並んでいる。遠くへ行ってしまった〈きみ〉について考えている。きっとそっちの方が美しい場所かもしれないね、と。でも、僕がダメでもきみは生きていくのだし、君がダメでも僕は生きていくのだし、そして、僕らは生きていくのだし……暗闇の部屋でうずくまり黙り込んでしまうかもしれない誰かの背中にそっと寄りかかる。この美しくない世界はいつの日か美しくなるときが来るのだろうかと『若者たちへ』は

ワクワクするような未来で繋ぐかい?

『天気予報』

などの世界へいくつものクエスチョンを投げかけて幕を閉じているのだった。この世界で生きていれば『きらめき』もあるし、『ざわめき』もある。この世界はクソであるはずなのに、「一番綺麗だ」と思う瞬間がある。しかし、その束の間、やっぱりクソであると気がつくことになる。でも、さっきまではあんなに良かったはずなのになぁ、とため息が出る。この並存する相反する感情を抱えることに悩み、迷い、戸惑う。そして、その結実として、羊文学はメジャーデビューアルバム『POWERS』で「あいまいでいいよ」という言葉で示したのであった。「あいまいでいいよ」はなにも優柔不断にフラフラとしているのではなくって、その迷いや戸惑いを受け入れようとすることであった。ひとまず、「本当のことは後回しで/忘れちゃおうよ」。その途中で悩んでいるのがいいんじゃないかなあ、と。希望と絶望の軋轢に思い迷いながら、なんだか、そのふたつじゃないところに、きっとどこかに存在している、まだ見えていないあいまいなところに手を伸ばすことが人間にはできるんじゃないかなあ、と。目に見えるものだけがすべてじゃない。目に見えないこと、本当は存在しているのに見えなくなってしまっていること、存在していないのに見ることできてしまうこと、そんな想像力を働かせることができる、それこそが私たち人間の“POWER”なのだという、見えない存在について歌う『ghost』という楽曲が最後に置かれているアルバムがメジャーデビューアルバム『POWERS』なのであった。そこにいるのに見えない誰かを見ようとする。

さて、今作、メジャー2枚目となった『our hope』は『hopi』という楽曲から始まっている。“ホピ”はアメリカ大陸最古の民族の名前であるらしく、平和の民とも呼ばれているのだという。しばらくの間、平和について考えていた塩塚の頭の中になんとなく“ホピ”という言葉が常に存在していて、最初はアルバムタイトルにも採用していたのだけれど、民族についてのことを歌おうと思っているわけではないので、ある一曲のために使用するにとどめたらしい。しかし、ホピにはみえざる霊の出現の神話なども言い伝えられているらしく、前アルバム最後の楽曲『ghost』からのバトンを渡す良い役割にもなっているだろうと思う。見えないものを信じていく力、そのテーマは引き継ぎ、アニメ『平家物語』OPの『光るとき』にこの『our hope』の主題をおいている。それは

何回だって言うよ、世界は美しいよ

という宣言と同時に

永遠なんてないとしたら
この最悪な時代もきっと
続かないでしょう

という「最悪な時代」であることもまた認識していることであった。『若者たちへ』(2018)は中途半端な改善を拒み、すべてが劇的によくなることを求め、その達成があまりにも難しいことをなんとなく察するとそれはもう死を選んでしまえるかもしれないという切迫があり、それでも先へと歩んでいかなければならない心に優しくタッチしていたのであった。深く絶望しながら。しかし、『our hope』を一聴したとき、『若者たちへ』とちがって、少しずつ良くなっていくことを受け入れようとしているのだな、というふうに思えた。いま、この世界は美しくないかもしれないけれど、ほんの少しずつでも螺旋状に良くしていくことができる。そして、その良くなっていった先の未来でまた巡り会おう、と。今日は救えなかった〈きみ〉をいつか遠い先の未来で救うことができるかもしれないのだ、と。それが「この最悪な時代」の唯一の希望であり、この世界が美しいことの理由なのだ、と。今作のアルバムジャケットには塩塚モエカが車窓からわずかな希望を見つけるというコンセプトがあるらしい。車は走る。「ワクワクするような未来で繋ぐかい?」という過去の問いかけに、未来から返事をかえす。深く絶望しきっている〈きみ〉へ向けて、未来から「世界は美しいよ」と便りを出す。それはきっと届いているのだろう。わたしたちもまた未来からの声を聴く。最後のパーティーへと急ぐ女の子も、通奏低音のように流れる違和感とネオンによって無理やり明るくなっている都市で見えない電波を受信する人々も、きらきらと反射した美しい光をぼんやり眺めながら足るを知れないわたしたちも、物質的には豊かに溢れ満たされているのに、なんだかストレスフルな感覚があるわたしたちも、みんなが共有する大きな物語の消失と、でもかすかに繋がっていたいとお伽噺のような夢を見る誰かも、屋根の上に登り、遠くに行ってしまった〈きみ〉に向けて手を伸ばす誰かも、ずっと先の未来から届く声を聴く。未来の他者への責任を放棄し、わたしたちは甘美な誘惑に手招きされ、わがままに突き進むことをやめられない。

今ならばまだ間に合うのに

わたしたちは過去に持っていたとても素敵な美しい希望を手放してしまった。手放してしまったことすらも忘れてしまっている。『OOPARTS』には「場違いな人工物を意味する、それらが作られた時代の人間がもっていた技術や知識に照らすと存在し得ない人工物のこと」という意味があるらしい。まだ見たこともない希望を追い求めて進むのでなく、かつて持っていたはずの大切な何かを思い出そうとするのが羊文学の旅なのだろう。急速に終焉に向かう。そう、そもそもそうなるようにはじめから決まっていたのかもしれなくても。

それでも絶望に支配されず、曖昧なままにして虚空にどうにか希望を見ようとしよう。見ることができるはずなのだ。羊文学はどうしたってやってくる明日の先に広がるのが闇だとしても、行け、行け、と奮い立たせる。『マヨイガ』(そしてEP『you love』)は、これからの未来の存在の人々へ向けたものであった。「君のまま光ってゆけよ」。もう劇的な変化など期待できない世界で、一歩ずつ進んでいかなければならないときに、羊文学はそれを少しずつ受け入れようと決意しながらも、しかし、「もしも魔法が使えるのなら、君はどんな奇跡をここに望むの?」とも問いかける。少しずつ歩んでいくのは苦しい。また夢を見る。車窓からどんな希望を見つけることができるのだろう。わたしたちの希望とはどんなものなのだろう。アルバムジャケットにいる塩塚モエカは真っ直ぐに〈きみ〉を見ている。

 

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マイク・ミルズ『カモン カモン』

f:id:You1999:20220424142523j:image20センチュリー・ウーマン』(2016)からおよそ5年、マイク・ミルズは新作『カモン カモン』で主人公にホアキン・フェニックスをスクリーンに映し出すことを決めた。『ジョーカー』(2019)の次に出演する作品を慎重に選んでいたというホアキンにとって、本作が2年ぶりにスクリーンに戻る作品である。『ジョーカー』はある意味レッテルを貼り付ける映画であったように思う。彼はこんな色の人間なのだ。自分はこんな色の人間なのだ。このような色の人間はたちまちこんな行動を起こすだろうか。この色は私の中にも眠っているだろうか。そうか、私は彼なのだろうか。いや、私の中にはこんな色は存在しない。頭のおかしなこんな色は狂っているのだ。あいつは狂ったやつなのか。私は狂っているのか。リアルとは別にインターネット上にもうひとつの自分を作り出すかのように、顔を真っ白く塗りつぶす。その自らへの固有性の剥奪は簡単に他者の顔をも塗りつぶすことにつながっていく。「私は大丈夫じゃないかもしれない」と声を上げることが出来ず、それを塗りつぶしていく。その白は誰かに塗られたのか、自分で塗りたくったのだろうか。相手がどんな色なのかが先行して、人と人の対話という形は緩やかに回避されるだろうか。もしくは激しくぶつかり汚い色ができあがるだろうか。もしくは美しい色ができあがるだろうか。印象的な色を塗りたくることに世界はもう疲弊しているだろうか。それでも塗るのをやめられずにいるのだろうか。多様性は広がっているだろうか。多様性によって分断されているだろうか。「白黒にすることで日常から切り離された“物語性”を示したかった」と語るミルズは、本作をモノクロで描くことに決め、色によって支配された世界の混乱や徒労感から解放してくれる。まずは彼らが表面上でどんな色であるのかは気にする必要はないのだ、と。そんなモノクロの世界で、ホアキン

これから君にいくつか質問する。正しい答えも間違った答えもない

と忠告し、子どもたちにインタビューを開始する。大丈夫、ここには何の色も塗られていない。どんな色でも大丈夫なのだ、と。映画が始まる。私たちはモノクロのスクリーンを見つめ安心しているのだけれど、そのスクリーンの中にある子どもたちはさまざまな色に囲まれながら、言葉を振り絞っている。そんな多くの子どもたちがなんとなく世界は良くない方向へと進んでいっているようだと直感している。自然は壊れ、人間は壊れ、沈んでいく世界に不安に思っている。複雑な世界に「どうして?」と素直に尋ねる。

子どもがそう尋ねるとき、伊藤亜紗『手の倫理』の冒頭に置いてあるエピソードが思い出される。アメリカ中西部のウィスコンシン州の街中で物乞いをする女性とすれ違ったとき、子どもがいる状況で何かよくないことに巻き込まれたら大変だ、と伊藤亜紗は息子の手をぐいと引いて、通りの反対側へ避けてしまう。すると、息子は「なぜ、お母さんはあの人を助けなかったのか。なぜ、かわいそうな人にあんな仕打ちをするのか。ぼくがもう病気になったり障害を持ったりしたら、みんなに冷たくされるのか。あの人は、すごく悲しそうな声で「ソーリー」と言っていたじゃないか。あの声がぼくの心に残って離れない。とても悲しい。苦しい」(p35)とパニックを起こしたように泣き出すのだった。伊藤はあれこれと説明を試みるものの、息子は泣きやまない。さて、どうしたらよかったのだろうか。そのことをきっかけに伊藤はもやもやっと浮かび上がってきた、後からやってきた悩みによって、“道徳”と“倫理”の違いについて考え始めることになる。そして、一般的な「〜すべし」というような規範でなく、個別具体的な環境を鑑みて「できるできない」を検討し、「二者択一のように見えていた状況にも実はさまざまな選択肢がありうること」(p40)に手を伸ばそうとする、それが倫理的な態度であり、いま、この世界で求められている事だろう、という結論にたどり着くことになる。倫理学者のアンソニー・ウエンストンは『ここからはじまる倫理』においてこう説明している。

この場合にはこうしなさいと道徳的に説いたり指図することは、一般的に言って、倫理の目的ではない。その真の目的は、考えるための道具を与え、考え方の可能性を広げることにある。世の中にはそんなに単純で明確なことなどめったにないということを認め–––これは倫理の根本である–––、それを踏まえて、困難な問題を考えていく、そのために倫理はさまざまな可能性を示すのである。だから、進むべき道を求めて格闘し、不確かなままに進んでいく、それなしには倫理はありえない。

不確かで曖昧な霞に歩みを進めていくことの難しさと美しさ。このことはまさにマイク・ミルズがインタビューにてこたえた「明白さと闘う」と共鳴するところだろう*1

考え方の可能性を広げるための方法として、「ことばを慎重に選ぶ」ということをあげるウエストンや人類学者であるラトゥールの“社会”という言葉の使われ方に対しての問題意識を例に挙げながら、伊藤は“多様性”という言葉への違和感について言及する。街に溢れる多様性キャンペーンとそれと同時に繁殖する分断の進行。みんなちがって、みんないいは他の人はどうでもいいに転換しかねないだろうか、と。多様性は不干渉と表裏一体になっている。ウエストンは他人との干渉を拒むことを肯定し自己弁護する相対主義に陥ったとき、反社会的なものになると言う。

相対主義の決まり文句「他人のことに口を出すべからず」は、それゆえ、反社会的な態度となる。思考を停止させるだけではない。 社会全体が関わってくる問題の場合には、そこにおいてどれほど意見が異なっていようとも、なお理を尽くして、お互いを尊重しつつ、なんとかして協調していけるよう道を探らねばならないのに、この決まり文句によって、そこから目をそらしてしまうのだ。(……) 倫理とは、「他人のことに口を出すべからず」が問題解決として役に立たない–––どれほど意見が分かれていようとも、一緒に問題を解決していかなければどうしようもない–––まさにそのような問題に照準を当てたものだということになる。私たちは、ともに生きていかねばならない。だから、なおも考え続け、語り続けねばならない。これこそが、倫理そのものであり、倫理的にふるまうことにほかならない。

これのことをふまえて、伊藤は「人と人のあいだにある多様性ではなくて、一人の人の中にある多様性」のほうが重要のではないか、と考えるようになる。自己のうちにある多様なことがらすべてをまずは自分が尊重することが大切なのではないか、と。

このことは、裏を返せば、「目の前にいるこの人には、必ず自分には見えていない側面 がある」という前提で人と接する必要があるということでしょう それは配慮というよりむしろ敬意の問題です。この人は、いま自分に見えているのとは違う顔を持っているのかもしれない。この人は、変わるのかもしれない。変身するのかもしれない。いつでも「思っていたのと違うかもしれない」可能性を確保しておくことこそ、重要なのではないかと思います。p50

マイク・ミルズ『カモン カモン』も人と人の間にある多様性をモノクロにすることによって不明瞭にし、ひとりの中にある多様性、無限性を描き出そうとしているのだ。「お母さんはストレスが溜まると大きめのステーキを焼いてひとりで食べてるんだ」というジョニー(そしてマイク・ミルズ)の眼差しの愛おしさ。ジョニーがジェシーを子どもではなくひとりの個人として関わり合おうとすること。時間によって薄れていく記憶による齟齬、しかし時間によって解決されることもあること。他者との分かり合えなさ、それを受け入れ、抱えて共に先へと歩んでいかなければならないこと。

平凡なことを不滅にするのは すごくクールだ

モノクロの世界に佇んでいるひとりの内にあるたくさんの色を見ようとする。聴こうとする。未来へと向かうために世界に必要なのはいつだってそんなことなのだ、とマイク・ミルズ『カモン カモン』は教えてくれる。どこに落とし穴があるかわからず、靄がかかった不安な先へと歩んでいくのなら、誰かと手を繋いでいる方がいいんじゃないかなあ、と手を差し伸べてくれるのである。

あのバンドの新譜と牛乳を買いに

暑くなるのかと思ったらやっぱり寒くなったりと今年はなかなか暖かくならない。雨の予報はないっぽいのだけれど、今日もなんだか雨が降りそう。そんな気がする。ジャケットのポッケに文庫本を入れる。エリザベス・ギルバート『巡礼者たち』だ。夏になると本を入れる場所がなくなるので困る。鞄はできるだけ持ちたくない。もう少しこれぐらいの気温が続いてくれればいいな、と思う。イヤフォンをして、スカート『離れて暮らす二人のために』を流す。この前行ったカナメストーン、真空ジェシカ、ママタルトによるユニットライブ『風薫る東名阪漫才興行2022』の開演前の場内SEで流れていたのを耳にしてから、よく聴いている。良い曲だ。「離れて暮らす二人のために/電車は急ぐんだ」という歌詞に、そんなわけないだろと思いつつ、そんなこともあるかとも思えてくるのがいい。駅のホームに着いて、ピッタリに電車がやってくる。そうか、この電車も「離れて暮らす二人のために」動いているのか、と思う。そう考えると電車という乗りものがとても素晴らしいもののように感じられる。いろんなひとが乗ってきて、いろんなひとが降りていく。いつも乗っている電車にも降りたことのない駅がたくさんあって。マイク・ミルズ『カモン カモン』のチケットはちゃんと取れて、ひと安心。しかし、まだ一時間半くらいある。とりあえず、椅子に座って『巡礼者たち』を開くのだけど、あんまり頭に入ってこない。

小山田壮平が子どもを授かったという報せをTwitterにてキャッチする。喜ばしいことですね!マイク・ミルズ『カモン カモン』は「先へ、先へ」進んでいく子どもという存在が放つことばをどのようにして聴くことができるのか、そして、どのように大人も進んでいけるのかという話だった。小山田壮平は聴くのが上手そうですね。ツイキャス神聖かまってちゃんの子が「の子さんもいつか父になんのかな?」というコメントに「ダースベイダーみたいになって終わりだろ、俺がなったってさ、なあ」と言っていた。

帰ってきたら『千鳥の鬼レンチャン』でダイアン津田が歌っていた。細川たかし北酒場』、鈴木雅之『恋人』を丁寧に歌い上げていた。よかった。Twitterを開くとオシムが亡くなってしまったという報せ。人間が死んでいくということがだんだんリアルになっていっているような気がしている。わたしのオシムの理解というか、当時の認識としては健康不良のために途中で代表監督を辞任したひと程度のことであったのだけれど、あとからいろいろな話を見聞きすることによって、すごい人なんだなあというのが少しずつわかってきた感じ。リアルタイムで追えていたらそれはそれは楽しかったのだろうなあ、と思う。というか、その当時も世間レベルではそこまで言語化されていなかっただろうし、今の時代にオシムが監督をやれていたら良かったのですよね。

アーセナル冨安スタメン復帰を観る。復帰戦ということで体力的な強度が足りず途中交代していたけど、やっぱり試合感を除くとタックル、予測など素晴らしかった。ほんとにユヴェントスに欲しかった選手だ。アーセナルCL権取れるといいですね。アルテタの延長も決まったらしい。アーセナルの長袖ユニフォームかジャージ欲しいので、たまに検索したりしているのだけれど、まだすこし躊躇してしまっている。ユニフォームって高い。

LE SSERAFIM『FEARLESS』がついにデビュー。めちゃいい…LE SSERAFIM FEARLESS OFFICIAL M/V - YouTube ビデオを5回くらい連続で観て、EPを通しで聴いて、デビューショーケースを観て、Youtubeチャンネルの動画を観て、VLIVEを観て、と忙しくなりそう。もうTWICEとOH MY GIRLを遡ってすべて追いかけるの断念したので、LE SSERAFIMはすべてチェックするつもり。カズハって何者なのですか。15年バレエを続けていたある日、K-POPに魅了され、2022年1月から4ヶ月間ソスミュージックで練習生として生活し、5月にデビュー。こういう子はどこから見つけてくるのだろうか。それともK-POPの強大な磁場はこういう子を吸い寄せてしまうのでしょうか。宮脇咲良はやっぱり何か惹きつけるものがありますし、素敵ですね。『Blue Flame』の「I'll like it, I'll like it like that」無敵ですもんね。笑ったときのウンチェは千葉恵里に似ていると思った。目と口の形が似ているのかな。わたしは今のところチェウォンとウンチェ推しでいこうかなあと考えている。

『ラヴィット』にトータルテンボスがゲストで嬉しい。『ぬきさしならナイト』でゲストによんでいたアインシュタインがレギュラーの火曜日です。f:id:You1999:20220506163422j:imageアインシュタインのGW旅in長崎ハウステンボス」にかけて白羽の矢が立ったのだろうか、と観ていたらトータルテンボスの“テンボス”はハウステンボスからきていることを言及していた。電車の中吊り広告にハウステンボスがあるのを見て、そこからもらったそうです。“トータル”は『トータルリコール』かららしい。藤田さんは「ハンパねえ!」でボウリングのピン1本倒したりしてました。そのあと、「お酒は何が合う?」「カルアミルク」「合うねえだろ」でスペアをとっていた。

そうだ、トータルテンボスだいすきになりすぎて、『ドキュメンタル』シーズン8を観てしまいました。『ドキュメンタル』苦手だろうなあ、と食わず嫌いに避けていたのだけれど、まあまあ楽しめた。けど世間の盛り上がりからしたらもっと面白い代物であるのだろうなあと認識していたのだけれど、そこまでは感じなかった。藤田の紹介シーンで、人志松本が「藤田はね、かわいいんですよねえ」と言っていて、わかる!かわいいんだよね!と首肯しました。エピソード2:『ウォーキング・デッド』ユージーン・ポーターに憧れていることを話すのとか良かった。『爆裂バラエティー シャバダバの空に』も観始めた。2011年とかなので、みんな細いし、若い。トータルテンボス大村とくっきーは今も変わらない。

木曜日は「ニューヨークのGW旅 美少年と鬼越トマホークとUSJを大満喫!」が本当に良かった。ニューヨークと鬼越が美少年そっちのけでわちゃわちゃはしゃいでいて、美少年の2人には気の毒だったけれど、ニューヨークと鬼越の同期2組が楽しそうだと嬉しい。なにより嶋佐が楽しそうだと嬉しいですね。わたしはUSJに小学校低学年くらいに一度だけ行ったことがあるのだけれど、『ウォーターワールド』で靴が濡れて、グジュグジュ靴下でそのあとを過ごさなきゃいけないのに傷心して、ずっといじけていた記憶がある。今思うとなんでなのかわからないのだけれど、濡れた靴下の気持ち悪さが何故かめちゃ嫌だったのだ。

『ハライチのターン』でイワーイがSaya『The Girls Are Alright!』を選曲していた。『宇宙よりも遠い場所』はもう4年前なのか、まだなのか。

『poplife』は「君はK-POPにいつどこでどんな風に魅了されたのか?」だった。ゲストはオカモトレイジシャムキャッツ夏目。ベストすぎる!ただただ、「なんかもうね、好きになっちゃったんだよね…」と話すの美しすぎました。

open.spotify.com

わたしがK-POP沼にハマった経緯は夏目氏とほとんど同じ感じでした。そしてTWICEのなかでチェヨン推しとのこと。わかる。結局チェヨンにいきつく気がしますよね。「私をTWICEに認識してもらいたいと思うなど、うちわを振る人の動機がわかった」とも夏目さんは告白していたけれど、私の場合は絶対に認識されたくないなあ。ほんとに生で見るのもこわいくらいだ。タナソーさんがこれは沼だからハマってしまったら時間がいくらあっても足りなくなるから気をつけないといけないと話していて、わたしにとってほんとに喫緊の問題だ。ラジオなどに関してもそうだし、何かを捨てて選び取る行為をしなくちゃいけない。むずかしい。

『関ジャム』「令和に活躍する若手アーティストが選ぶ 最強平成ソングベスト30‼︎」の最後をチラッと観た。第1位の発表コメントで、アイナ・ジ・エンドが「幼いながら“こんなカッコイイ女の子になりたいなぁ」と思って踊ってました」とコメントしていたので、「てことはYUKIだ!」と大きな声を出してしまったら、そのあとに宇多田ヒカルがババンと登場して、恥をかいた。ああ〜そうか〜となりました。

崖の上のポニョ』を観る。山口智子の声よい。ポニョが大きくしたおもちゃの船の蝋燭に火をつけようとするシーンも良かった。もう火がついていることに気つかず、もう一本マッチを取り出そうとして、あっ、もうついてる!と気がつくとこめちゃかわいい。それと嵐の中、柵をくぐり抜けるときにレインコートが引っかかってしまい、それを外すとことか、デティールがほんとにかわいいですよね。ポニョかわいい。ウィンターは『ポニョ』と『もののけ姫』が好きだと言っていましたね。あとはポニョ関連だとINI木村柾哉が宗介を意識していたとかですかね。『MUSIC BLOOD』に四谷が出ていました。四谷失踪説。四谷はオーディション後、小学生の子たちと初心者クラスでレッスンを受けてたらしい。えらい涙。SnowMan佐久間くんとか、マイヘア椎木の系統なので人気でそうだよな。『ラヴィット』に出てほしい。そして、途中で失踪してほしい。

『言葉にできない。そんな夜』に朝井リョウが出演するということでウォッチ。これ良い番組ですね。引用しながら、さりげなく小説紹介もしてくれる。そのなかでも伊藤整『青春』

が気になったので読んでみようと思います。『青春』てまた随分なタイトルですね。おしゃべりクソ野郎である朝井リョウがその片鱗を見せようとしたところで、あっと気がつき、少しだけ躊躇しているのに笑いました。スピードワゴン小沢に「二重人格なの?」と言われていた。最近毎日のようにやっている奈歩さんのスペースで小木さんが御徒町さんなどと「偏見あるサッカー観や平将門との友情など」を話していた。

『鎌倉殿の13人』は壇ノ浦の戦いだった。頼朝と義経の確執の溝も深まってくる。無邪気だった菅田義経が一気に儚い周知の義経のようになってきましたね。祇園精舎の鐘の声。NHK『17才の帝国』で東浩紀『一般意志2.0』、梶谷懐、高口康太『幸福な監視国家・中国』、マルク・デュガン『透明性』みたいなことが始まってるーと思ってたら、最後に塩塚モエカでてきて震えました。全5話でどこまでできるのだろうと思うのですが、プロデューサーの佐野亜裕美さんが「大人の少年ディストピアドラマシリーズ」としていたので、なんとなく方向性はわかりますね。このAIと人間の関係というのは今年公開されたNetflix 磯光雄『地球外少年少女 Extra-Terrestrial Boys & Girls』 - 昨日の今日とも重なる部分が多分にありますね。あとちょうどタイミングが良いことに今月の『文學界

大澤真幸×川添愛×三宅陽一郎×山本貴光×吉川浩満「私たちはAIを信頼できるか」という座談会の特集があって、論点を大まかにまとめられてあるので、おすすめです。おもしろいよ!AIをガンガン導入することによって、中途半端な情報化社会から脱することができるみたいなことがあったけど、どうなんでしょうね。

今日21時からの『CDTV』にLE SSERAFIMが出演するので、待機している。わくわく…!(アーニャ)。weaverse magazineからチェウォンのインタビューが出ているので、読みながら待ちましょう。

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こういう最初のぎこちないシーンとか会ったばかりのときの映像とかも観たいですよね。

SAKURAさんと同じグループになった時は、お互いどんな反応でしたか。お二人はもともとわりとぎこちない間柄だったそうですが(笑)。

KIM CHAEWON:そうです、そうです(笑)。メンバーの人数が多いこともあって、二人で一緒にいる時間が多くはなかったんです。むしろここに来てSAKURAさんについてもっとよく知ることになって不思議でした。SAKURAさんとまたこうして一緒に活動するとは、本当に想像もできなかったんですが、「本当に人生はわからないな」と思いました(笑)。お互いよく決めた、頑張ろうという話をしましたね。今は「あの頃なんでSAKURAさんと親しくなかったのかな」と、本当に理解できないぐらいに(笑)、とてもとても、すごく仲良くなりました

ウンチェが人見知りして、今とは印象が全然違うというのも話していたけれど、そういうのも観てみたい。他のメンバーもお顔は小さいのだろうけれど、それと比べてもチェウォンの顔めっちゃ小さいので、ほんとに相当小さいんだろうなあ、とか思ってしまいますよね。

遠くへ行きたい。「2022.4」

f:id:You1999:20220503220507j:image最近ずっと芋けんぴを食べている。芋けんぴは美味しい。芋けんぴは素晴らしい。芋けんぴは硬いのが心地よくって、ボリボリと何本も永遠に食べてしまえるのだけれど、歯ごたえの良いものを食べるのは自律神経が安定したり、ストレスを低下させたりという精神安定につながるのだそう。ぐはあ…ということになっている人は芋けんぴを食べると良いのかもしれません。なにやら『芋けんぴは恋を呼ぶ』という傑作漫画もあるらしいのですが、このサイトでは途中までしか読めない。

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芋けんぴってどうしたら髪に付くことがあるのだろうか。

朝起きて、乗る予定だったはずの2本遅れの電車に乗って、桜木町へと向かう。桜木町って何かがあるようで何もない街だよなと歩きながら思ってしまう。この前ローカルアクティビストの小松理虔が「まちとの関わりが「消費する」しかないので、そりゃあ自然と「ラウンドワンを作ってほしい」「スタバほしい」になるよなあと。」というツイートしていて、なるほどと思ったのだけれど、わたしも結局、街に対しての関わり方が消費のほうにしかないのかもしれない。しかもラウンドワンもいらないしスタバもいらないので部屋に閉じこもっていれば良いことになってしまうし、本当に街との接点がなんにもなくなってしまう。もっとミニシアターが東京以外にも増えれば良いのに。それか鴨川みたいな土地の幸福さみたいなものがあれば何か違うのかな。映画館離れみたいなことが叫ばれるけども、ヒューマントラストシネマ渋谷で始まったジャック・リヴェット映画祭は初日にして座席を満杯に埋めているらしい。私はジャック・リヴェットは何も観たことがないなあ。なんてことをかんがえながら、赤レンガ倉庫に到着。めちゃ暑い。20度を超える日なのだという天気予報を観ていたのだけれど、そもそも20度がどのくらいの気温なのかよくわからないので服どんなのを着れば良いかわからない。事前にBaycrewsの会員設定を済ませておいたので、アプリを立ち上げバーコードを見せる。おでこに銃口のように体温計を突きつけられてから、「大丈夫です、どうぞ」とバンドを貰って腕につける。そう、今日は『BAYCREW'S FESTIVAL'22』なのでした。f:id:You1999:20220409183432j:imageもうDYGLが2曲目か3曲目を演奏していた。空には素晴らしい青が広がっていて、会場にも熱気が広がり盛り上がっていた。もう夏なのですね。DYGLのステージが終わるとchelmicoのために前方へと移動する。chelmicoは『Player』『Balloon』『Easy Breezy』なんかをやってくれた。嬉しい。曲はもちろん、2人でダイアンのポーズをするとこもめちゃキュートでした。Rachelはお顔が小さいですね。『三億円』での「ぢっと見る手/楽にならないね」は石川啄木『一握の砂』「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」からの引用らしいのだけれど、2人はむっちゃ機嫌良さそうに歌って踊っていて面白い。石川啄木chelmicoの音楽をイヤフォンで聴いていたら、クスッと笑って、三億円欲しいなあ…とか言っていただろうか。夕方。サニーデイ・サービスを目撃するためにもう一度、赤レンガに戻る。曽我部さんってほんとに機嫌良さそうなひとで憧れる。沈みゆく夕日に1曲目が『恋におちたら』で嬉しい。1番好きな曲だ。春はサニーデイ・サービスをたくさん聴いてしまう。他には羊文学、オカモトコウキTRICERATOPS、Faye Webster、Kate Bollingerなど。トライセラめちゃカッコよくて好き。

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Faye WebsterとKate Bollingerで日本に来てほしい。IVEのデビュー曲は繰り返し聴くほどにはハマらなかったのだけれど、『LOVE DIVE』はたくさん聴いている。ガウルの「It's so bad.It's good」だいすき!そのあとのウォニョンの「Narcissistic,my god I love it」はファビュラスすぎて怖くて泣いてしまう(良い意味です)。IVE 아이브 'LOVE DIVE' MV - YouTube ウォニョンって膝下が長いので、サッカーをやったらアンリみたいに足の振りが早い、ピョンっ!っていう軽くて鋭い良いシュートを打てそうだなあ、と思ってしまう。

サッカーのこと。『あざとくて何が悪いの?』の「あざと連ドラ」に鈴木愛理が出ていて、「ボランチが好きなんですよね〜」というセリフを放っていた。これはわざとなんだろうか。偶然なんだろうか。f:id:You1999:20220411161217j:imageしかし、あらためてボランチってなんだ?と思ったので調べてみると、ボランチポルトガルの舵取りの意味で攻守のバランスを取る役割のことで、アンカーは中盤の底で守備に徹する役割とのこと。インサイドハーフボランチとほとんど同じ意味なのだけれど、4-2-3-1なのか4-3-3なのかで呼び方が変わるっぽいです。私はラインを背負ってないと落ち着かないのでボランチとか無理だ。

プレミア32節『リヴァプールvsシティ』をあなたは見たか。ほんとに凄まじかった。なんていう試合なのだ。世界中の期待通りに、殴り合いのエンターテイメントを見せてくれて痺れる。これがプロフェッショナルなのかと震えました。ペップとクロップのお互いをリスペクトした抱擁や試合後の握手は感動的ですらあったな。彼らがプレミアでやっていることを鑑みても今年のW杯はイングランドが優勝するんじゃないでしょうか。どうでしょうか。

HIGHLIGHTS: Manchester City 2-2 Liverpool | JOTA & MANE LEVEL IT TWICE! - YouTube デブライネはひとりでも勝ててしまうようにすら見える。すごい。リヴァプールはレアルとの再戦が叶うといいな。しっかし、わたしはラモスを許せないぞ、ほんとに。ユヴェントスは4位ほぼ確定。まあいろいろあるけれどもとりあえずCL権を取れたのは良かったのだろうか。ディバラとはお別れになるのがもう悲しい。マリノスACL決勝トーナメント進出しましたね。良かった。

サッカー系YouTuberとして活躍しているウンパルンパのこの動画がマジで私のことすぎで笑ってしまった。正確にいうとこういう「おい、今日雨かもしれないぞ!」ということを知らせに来る奴がいて、私はそれを聴いて歓喜するという構図だっただろうか。というかそいつもわたしが喜ぶから知らせにくるのだよな。【部活が大っ嫌いな奴】 - YouTube 1年生のときの合宿で4日間中3日が雨かもしれない(場合によっては雹が降るかも⁉︎)という天気予報があって、同部屋の6人くらいと「うおー!」と叫びまくっていたのだけれど、結局雨など降らず、しぶしぶソックスを履き、スパイクを履き…ということがあった。あのときはマジで天気予報にブチギレていました。

本のこと。羊文学『hopi』からフランク・ウォーターズ『ホピ 宇宙からの聖書』という代物を読んだのだけど、神話だのなんだのという話がずーっと続いてあんまり頭に入ってこなかった。ロシアの現代思想に触れようとしているのだけど、その前にある前提知識みたいなものがあまりにも不足しているので、なかなか時間がかかりそう。ということで千葉雅也『現代思想入門』などを読むなど。しかし、これは入門の入門な感じなので、もう少し踏み込んだものが必要だ。

ダニエル・ハーバート『ビデオランド』はレンタルビデオ店の隆盛とその衰退が綴られている本だ。ビデオランドがなくなることは、テンプレートなサブスクにてみんなが観ているものを観るのではなく、各々のビデオランドの個別性によるなどした(店長のおすすめなど)、恣意的な影響を視聴者に及ぼすことがなくなることである。それはつまり、「レンガとモルタル造りのビデオ店が廃れたのは、映画の廃れたのではなく、なにか別の衰退を指していることになる。そう、衰退したのは公共の場でのショッピング、有形のメディア、商品を在庫する物理空間としての店と建物、そしてそれらが可能にした社会的相互作用とその価値なのである。」(p313-314)ということである。サブスクなどは視聴傾向によっておすすめなどがAIによって分析され、どんどん偶然性が無くなっていく、と。しかし、Twitterなどで情報交換が活発になれば、自分だけではキャッチできなかったものにで会う機会も多くなったりするわけで、それが公共空間になるのかなどはどうなんでしょうか、と。社会的相互作用があるように見えて、結局、孤独…みたいなのがインターネット空間の虚しさではありまかね。小説はグレゴリー・ケズナジャット『鴨川ランナー』がめっっちゃ良かった。鴨川というところに行ったことがないので、いつか行きたい。そして、ついでに『響け!ユーフォニアム』の聖地巡礼をしたい。あの橋のとことか。本じゃないのだけど、友保のnoteもむちゃ素晴らしかった。もう町田康なのです。

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町田康的なところは「飼うてるにゃんころどないなんやゆうんが多めやったさかいになんちゃないわし所の猫の事一発書かいて飲酒へGOさしてもらいまあね」や、「名前は白いからシロ 名付け親は同居してる同期のボブ」「一切の無駄を省き 白い生き物やからシロ 流石薩摩隼人ボブ 力強い朴訥な男」「ゆうてわしはシロ吉て呼んでまんねんけどな」のところなど。これはずるいですね。友保に長めの日記を書いて、と頼んだらそれはもう小説になるんじゃないでしょうか、などと夢想していたら、あっという間に友保は記事を削除してしまった。

Dos Monos Titanがホストとなって配信している『TOKIO CURRY CLUB』は塩塚モエカがゲスト。

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カレーって何故みんな好きなのですか。私は高校のサッカー部のときに部内に「カレー部」なるものが突如として立ち上がり、8人ぐらいの部員の中に入れられてしまったことがあるのだけれど、みんながカレーに熱中しているのに不思議に思いながら練習試合で他校に行った帰りなどにカレー屋に寄るみたいなことをしていましたけれど、カレー!!!みたいな気持ちにはまったくなりませんでした。だって、寿司とかラーメンの方が絶対美味しいでしょ、とかバカなことを思ってしまう。カレーを愛好するのって、ラーメンなどのそれよりも少し上から目線というか、個性を出すためのものみたいな感じはありますよね、というふうに思ってしまうのだけれど、どうでしょうか。カレーってそんなだあと思ってしまう。みんなカレーを敬いすぎている。しかし、『持続可能な恋ですか?』1話では田中圭がカレーについて熱く語っていた。

「カレーってすごいんですよ!いろんなスパイスが入ってるから、“食べる漢方”なんです。肝臓は別名リコリスターメリックはウコンのことですし、クローブは丁子、コリアンダーってパクチーの実だって知ってます?」

カレーってすごいんですね。『ダイアンのTOKYO STYLE』でもメッセージテーマが「東京カレー」だった。わたしがまだ美味いカレーを食べたことがないだけなのかもしれないな。

ドラマは『マイファミリー』と『持続可能な恋ですか?』『未来への10カウント』『ちむどんどん』を観ている。『マイファミリー』展開が早くどうなるのかわからないのだけど、これ11話くらいやるとなるとどうなるのだろう。マイファミリーの“マイ”が誰視点なのかが肝っぽいですね。それとカエルのゲームが怖い。カエルのビジュアルってなんなのでしょうね。『ぴったんこカンカン』のカエルもめちゃ怖かった。『持続可能な恋ですか?』を観ていて気がついたのだけれど、上野樹里と塩塚モエカは似ている。鼻にかかった声とか。『未来への10カウント』と『ちむどんどん』は面白くなくて脱落しそうです。上白石萌歌が出ているので、『ちむどんどん』は頑張りたい。あと、ずっと『ちむちむどんどん』だと思っていた。

テレビのこと。『水曜日のダウンタウン』は「30-1グランプリ」、『NEWニューヨーク』は「屋敷の結婚式リハーサル」など面白かった。弘中ちゃんが司会で横に嶋佐でうれしい。2回目の『キングオブコントの会』は全体的に面白くなかったですね。『マイケル・サンデル白熱教室2022』はぼんやり眺めながら結局30分観てしまうといった感じで継続視聴している。個人的に面白かったところは「国家はロックダウンを強制できる?」という話から「ワクチン接種の強制に賛成?反対?」という議論に移ったところで、東京大学のタクトは、国民は打つ打たないを自由に選ぶ権利があるのだから反対だと主張していて、ハーバード大学のジュディは、もちろん基礎疾患があり副反応を起こす可能性がある人には強制すべきでないが、ワクチンを打っても問題ない人には強制すべきだと主張する。それは生と死が関わってこないのならもちろん自由が大切なのは最もなのだけれど、世界にはワクチンを接種したくてもできない人が大勢いて、一部のワクチンを打ちたくない個人的な選択が他の人の命を犠牲にすることに繋がるのではないか?と。つまり、先進国という一部の共同体の自由な権利を大切にすることで、一方で世界というさらに大きな枠組みで見たときには、そのために貧しい国を苦しめるのではないか、ということで、これはなあ、たしかになあ、という。でもしかし、これを賢い人たちでしかしっかりと話し合えていないのもまた限界なのだろうか。

第3回の「中国の寝そべり族に共感する?」も面白かった。わたしはむっちゃくちゃ共感するのだけど、労働の美徳とかそういうのもあるとか、寝そべっている人もほんとはそれを望んでいないとか、社会的な共通利益に貢献していないとかの反対意見があって、そこにアメリカのアビーとマットが「労働の美徳とかはない、そんなものは単なるごまかしでしかない」と『呪術廻船』七海健人的に「労働はクソである」と語っていて推せました。『呪術廻船』2期あるみたいですね。渋谷事変、漫画だと何が何だかわからなかったので、アニメで整理されていると助かるかも。今期アニメはとりあえず『アオアシ』『SPY×FAMILY』『サマータイムレンダ』『可愛いだけじゃない式守さん』『TIGER & BUNNY』2期を観ています。『アオアシ』は主人公・葦人の声優さんが新人さんの大抜擢らしいのだけれど、今のところあんまり良いとは思えない。式守さんはかわいいし、アーニャもかわいい。最近、ニックというひとの海外反応動画をよく観ているのだけど、リアクションがとても良くて楽しんで観ていられる。そんなことをしているとアニメを3周くらいしてしまうので、どうしたものか。海外の反応動画観てたら、『進撃の巨人』20周くらいしてるんじゃないだろうか。

漫画のこと。森薫乙嫁語り』は10巻まで読みました。ロシアの脅威や近隣民族との紛争などに気を張りながらも、のんびり豊かに楽しく暮らす人々の機微良い。描線も美しい。

しばらく読んでいなかった『GIANT KILLING』を少しずつ読み進めている。ようやっと39巻までこれた。椿はこんなにも活躍していたのですね。おまごるのリレーダンスなんですかこの多幸感…

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もう戻れない場所を思うとき

f:id:You1999:20220501022421j:image夏にThe1975が来るとか、VAMPIRE WEEKENDが来るとか、Japanese Breakfastとか、Beabadoobeeとかとか、なんだか素晴らしそうなのだけども、でもFaye Webster が来ないんじゃん、ということでうおー!と叫べない。アメリカを回るのに大変かもしれないけれど、いつか日本に来てほしいです。彼女の Instagramを眺めていると日本に来ない理由ないじゃんと思うのですが。Faye Websterリスペクトということで、この前DS Liteを棚の奥から引っ張り出し充電して、ポケモンを少しだけ触ってみた。私はブラック・ホワイトが最後のポケモンカセット。スタメンはサンダース、ゴウカザルエンペルトガブリアスメタグロストゲキッスだった。久しぶり、もう10年くらい放っておいてしまったのだな、ごめんね、と謝罪しました。私はイーブイ進化のなかでサンダースがいちばん好きだし、すべてのポケモンの中でもいちばんサンダースが好き。ピンと伸びた耳に逆立った毛、かわいい。上から数えて10番目くらいに入る素早さも素敵。サンダースを先頭で出して、とりあえずボルテチェンジで戻るというのがデフォルトでした。ポケモンカードとかはお金がかかりそうだから手を出せないよな。友達にむちゃ散財しているひとがいるけど、Faye Websterは古いカードでずっと遊んでるみたい。

最近の楽しみは『鎌倉殿の13人』である。ほんとにおもしろい。先週はあまりに衝撃的なドラマを目撃してしまう回で体温が上がりまくってしまった。上総広常を謀反人として殺すことで御家人の心中に権力を内面化させようと規律訓練する頼朝の政治が視聴者と義時をそして画面を揺らしていた。この画面の揺れにクラクラしてしまった。マジか、こいつ、と声が出てしまったものな。しかし、その公開処刑が起こることを知っておきながら止めることなくそうなる運命としてもはや受け入れてしまっていた義時はその権力により強く適応していた…という流れも本当に悲しい。権力というものはアーキテクチャなのだ。そう仕向けられるのだ。放送後のTwitterで「ほんとなんで源氏が三代で終わったのかよくわかる大河になりそうだ」というツイートをしている方がいて、深く頷きました。ほんとにそうなのだろうね。そして、『鎌倉殿の13人』は今週もやっぱりおもしろい。巴御前木曽義仲の最期と一ノ谷の戦いを描く回でした。いよいよ義経劇場の開幕であります。戦いが始まったことでアイデンティティを取り戻す目がキマリまくった菅田将暉が良い(私としてはパンプキンポテトフライ山名さんにしか見えなくなっている)。断崖絶壁を駆け降りるシーンを直接描くことなかったのだけれど、前後のシーンは良かったですね。しかし、もうちょっと迫力ある合戦のシーンがほしいところだ。タッキー大河ドラマ義経』の逆落としのシーンを観てみたのだけれど、駆け降りるシーンを十分撮れていたし、脚本の妙を愉しむドラマであるとは理解しつつも流石にここらへんは頑張って欲しかったな、と思ってしまった。けど来週も楽しみ。aespaのcoachell出演をYoutubeで漁る。Winterって限りなく超越に近いのだけれど、その一線は越えないでちゃんと人間なのだよなあ、とふと思う。かわいい。かわいいのだ。K-POPって超越と人間の境界を行き来するギャップが魅力であるだろうけれど、Winterはずっと人間の可愛さのところにい続けている。ステージ上でもニヤニヤしてるのとか素敵だもん。マイク・ミルズ『カモン カモン』を観た。静かな優しい映画でした。

下北沢駅に着いたら雨が降っていたので、とりあえず三省堂に駆け込む。ぐるっと一周してから、『MUSICA』羊文学インタビューを読んだり(『our hope』良かったですよね)、f:id:You1999:20220428033356j:imageあー雨が降っているなあと窓から外をを眺めたり、iPhoneを撫でたりした。ちゃんと長い傘を差している人、折りたたみを持ってきていた人、雨に打たれながら走り抜けていく人。耳ではトータルテンボス。最近はずっと『トータルテンボスのぬきさしならナイト』を流していて、この1ヶ月聴き続けてきてやっとep81.までこれた。聴いていて思うのだけど、藤田さんの声の感じってめちゃかわいいのですね。「うん」「でさあ」「なんつって言って」とか本当にかわいいと思う瞬間がちょいちょいある。まさに“愛くるしい”のだ。喋り方が私の叔父の雰囲気に似ていたりもする。聴いてみたらわかると思うのでぜひとも聴いて確認してみてほしい。大村さんもとても余裕のある人で憧れてしまう。おぎやはぎオカモトレイジ 、マヂラブ村上、IZ*ONEへウォンとかもその枠。私も余裕でありたい。藤田さんがモランボン『悪魔の肉鍋』をめちゃくちゃ美味いから食べてほしいとおすすめしていた。

www.moranbong.co.jp

食べてみよう。もつと豚バラでこってこてにすると良いらしい。ふーんと思いながら折りたたみをバサッと開いて北沢タウンホールに向かう。自転車が倒れている。警官とすれ違う。毎回思ってしまうのだけれど、ディスクユニオンを見て、あれ、ここにあった古書店ビビビってまさか潰れてしまったの!と一瞬驚いてしまう。で、少し先にビビビを見つけて、あ〜そうだよね〜と安堵する。北沢タウンホールの入り口にはもう列ができていた。検温は手首なのでおでこより安心。前から3列目の端っこ。漫才2本に、カオスなコーナーという構成で、まあ楽しかったのだけれど、願望を言えば、最後にあと1本くらいは漫才をやってほしかった。コーナーについてもかなりアバウトなもので、もうちょっと練ったものを提供してほしかったな。なんだか不満を垂れ流してしまうのだけど、全体的には満足なはずです。真空ジェシカとカナメストーン仲良さそうでおもしろかったし。私はまだママタルトについてはその魅力にハマっておらず、面白さがよく理解できていない。それは触れている時間が少ないというのもあると思うし、わりときれいな漫才なので、どこかで意味不明な飛躍が欲しいとも思ってしまっているからかもしれない。真空ジェシカはあっちこっちいろんなとこらに飛んでいくのだけれど、一本筋が通っていてすごい。電車のなかで、江國香織『なかなか暮れない夏の夕暮れ』

を読む。代々受け継いできた土地を持っている50歳の男が主人公。随所に金持ちなんだなあ、というのが見え隠れしていて、それが単なるお金の問題ということだけでなく、子供の頃から文化資本的に豊かで、それが身体全体に染み渡っている人という感じであって溜息がでる。この固定化された階層というか、ディスタンクシオンを感じてしまう物語に、『なかなか暮れない夏の夕暮れ』っていうタイトルすごいな、と思う。

帰ってきたら、ちょうどベボベ小出裕介による『小出コスモ』が始まっていた。高校1年生の夏期講習、失恋に傷心している柴咲コウ似の塾の先生とMr.Children『NOT FOUND』を聴いたという話をしていた。瑞々しい。こいちゃんの思い出ってなんでそんなドラマみたいなネタばかりあるのでしょうね。あとは例のバスケ部のやつにミスチルを借りパクされたという話もしていた。学外での絶対的な無敵感と学内での絶望。古谷実の爽やかバージョンみたいだ。美容院苦手な話もしていた。私も美容院苦手。喋るの禁止な美容院とかあれば行ってあげてもいい。雨が降っている。風も強い。低気圧で頭が痛い。

金曜日。図書館で藤田憲右『ハンパねぇ!高校野球』を借りる。

私はもうトータルテンボスにどっぷり浸かっている。図書館から帰ってきて、2004と2005の『M-1グランプリ』を観る。トータルテンボスってマジでカッコ良すぎますね。なんたって背が高いのだ。背が高いのはカッコいい。藤田さんとか腰からチェーンぶら下げてますからね。ハンパねぇ!なのです。トータルテンボスが18年経ってもまだやれているの美しいことですね。ピスタチオ、うしろシティ解散とリヴァプールはクロップの契約延長の報せを受け取る。大物代理人であるライオラが死去したとの報せもあった。この何ヶ月かのものはフェイクニュースであったけれど、今回のことは真実であるらしい。サッカー市場に大きな影響を及ぼしそうである。ポグバはどうなるだろう。